パソコンやメールを使うことが増えて、字を書く機会が減っています。でもゼロにはなっていません。それどころか、時々しか目にしない「手書き文字」は注目されやすくなってもいます。そんな手書き文字、実は性格を表していることが多いのです。あなたの性格は? そして恋人の、上司の性格は? 早速気になる人の性格を文字から占ってみましょう。
カクカク文字
よく言うと真面目で几帳面。悪く言うと融通がきかない頑固者。そんな角ばった性格の持ち主であるカクカク文字を書く人は、理想主義で、自分に甘く人に厳しい傾向があります。自分がこのタイプなら、字を書く時に文字が持つ優しい曲線を強調するように心がけてみましょう。見た目に優しい文字を書くことで、心も丸くなります。また、このタイプと付き合うには、キチンとした感じを強調した言動がおすすめ。あたなに対する好感度も評価アップします。
マルマル文字
マルマル文字を書く人は、形式ばったことが苦手で、自分らしさを大切にするタイプ。自分と合う人とならどこまでも仲良くうまく付き合っていけますが、合わない人とは険悪なムードになることもあるでしょう。自分がマル文字タイプなら、割と臨機応変がきくはず。好き嫌いはあってもうまく立ち回れていることが多いでしょう。相手がマル文字タイプの場合には、会話や行動に適度な隙や間を入れると、受けが良くなるはずです。
ナナメ文字
字が左右にナナメっている人には、せっかちさんが多め。これが強くでると、短気でいつもイライラしているタイプになってしまいます。自分の文字がナナメなら、深呼吸を習慣にしましょう。椅子から立ち上がる時に深呼吸。電話に出る前に深呼吸。誰かに挨拶の言葉をかける前に深呼吸。これで、せっかち感はかなり薄らぎます。また、相手がナナメ文字タイプの場合、せっつかれて一緒になってせっかちにならないように注意が必要です。相手のせっかちは簡単には治りません。だから、こちらはできる範囲でテキパキ。あとは、相手のスピードをおだてておまかせするくらいの余裕をもって対応しましょう。
「字は体を表す」「書は人なり」という通り、字にはその人の性格がにじみ出てくると、古くから言われてきました。一度ついてしまった書き癖はなかなか矯正できません。これまた性格と同じ。でも、文字は丁寧に書くことで、見た目を変えることができます。時間をかけて練習を重ねれば、筆跡を少しずつ変えていくことも可能です。同じことがやはり性格にもいえそうです。筆跡占いで自分の性格に「問題あり」と思った人は、文字の矯正に挑戦しませんか? 性格の矯正にチャレンジするより、ずっと敷居が低いはず。そうやって、根気強く文字の矯正を行うことが、性格の矯正にもつながっていくでしょう。