近年、芸能界を揺るがせている“不倫”。一部では“ゲス不倫”とも呼ばれ、芸能界には不倫ブームが起こったのです。そんな不倫ですが、初めは遊び半分で始めたものの大きな代償を伴うことが多いのです。ここでは、いくつかの代償をお話ししたいと思います。
経済的な代償
不倫とは、当然のことながら、どちらかもしくは両方に配偶者がいて、家庭を持っているということになります。その場合、不倫相手の家族に不倫がバレた場合、その代償として慰謝料を払う可能性があります。この慰謝料ですが、相手のご家庭がその後どうなるかといったことで支払うべき額が変わってきます。相手のご家庭が離婚となれば高額となり、離婚せずに婚姻関係を続けるとなれば、減額される可能性もあります。いくら、「遊びのつもりだった。家庭を壊すつもりはなかった。」と言ったところで、慰謝料の額には関係ありません。なので、自分自身が遊びのつもりだったということが重要なのではなく、「相手の家庭がどうなったのか」が重要なのです。慰謝料請求をされる場合、裁判まで至るケースもあります。その際には、慰謝料の他に裁判費用や弁護士料もかかってきます。こういった経済面での代償は大きいでしょう。ちなみに、「慰謝料は男性が払うものだ」と思っている方もいますが、慰謝料を払うのに男女は関係ありません。慰謝料は、有責者、すなわち浮気をした側が払うのです。女性が不倫をしたのに、旦那さんが慰謝料をくれるわけではないので、勘違いしないようにしましょう。
社会的信用を失うことによる代償
社内不倫はよくある話です。不倫相手が会社関係の場合、不倫が発覚し会社にバレることは大いにあります。その場合、不倫をしていたどちらも社会的に評価を下げてしまうことになります。不倫をしていたことが上層部に伝わり、それがきっかけで部署替え、最悪の場合、退職になったり、そうでなくても、周囲の人にバレていると非常にやりにくくなります。会社関係でなくとも、近所の人と不倫をしていた場合、近所中にバレてしまったら、その場所に住みづらくなったりします。「不倫をした」ということを好意的に受け止める人は少ないです。そのため、周囲の反応も好意的なものはほとんどないものと思った方がいいです。「私達は愛し合っているの」といくら純愛をアピールしたところで、結果は不倫なのです。なので、社会的信用は失うと思った方がいいでしょう。そして、その失った信用を取り戻す場合、とても困難で長期間かかるのを覚悟しておいた方がよいでしょう。
家族から軽蔑されるという代償
配偶者は、もちろんのこと、もし、子供さんがいた場合、子供さんから軽蔑をされるということも大いにあります。無償の愛を注いでいたはずの子供さんから、「2度と顔も見たくない」と言われる程の軽蔑を受けた方もいます。親御さんも同様です。不倫の事実を知り、軽蔑し、親子の縁を切られた方もいます。今まで自分に愛を注いでくれていた人からの愛を失い軽蔑を受けるのは、不倫の大きな代償の一つなのです。
他にもまだ代償はありますが、代表的なものを紹介させて頂きました。遊び半分で始めたはずの不倫で、いろいろな代償を背負うこととなるのです。後悔をしないような人生を送るのが理想ではありますが、不倫をする場合は、ある程度の覚悟が必要だということです。