占い好きの男性はとても少ない
女性には占い好きの人が多く、程度の差はありますが、占いが嫌い！という人はめったにいないはずです。テレビや雑誌に載っている、ちょっとした占いコーナーは何となくチェックしてしまいませんか？そして、結果が良ければ良い気分に、悪ければ信じてないわ、と軽く流してしまう。しかし、男性は違います。圧倒的に占いに興味のない人が多く、実際に周りを探しても、「占いが好き」という男性はほとんど見当たりません。それだけなら、男性は占いに興味がないのかと思うだけの話なのですが、実は最近、「占い男子」が増えてきているようなのです。本当に男性は占いに興味がないのでしょうか？まずは男性が占いに興味を持たない理由と、興味はあるんだけど…、という双方の意見をご紹介します。
占いに興味がない理由
- 占いの根拠があいまい
- 困難なことがあっても、逆境を自分の力で道を切り拓くのが男
- 他人の力を頼りたくない
- 占いをする前にやれることが沢山あるはず
多くの男性はプライドが高く、人生を他人の力で操られることを嫌います。占いで一番多い、「恋愛相談」の「恋愛」に関しては特にその傾向が強く、自分の力で女性をものにしてこそ、という考え方を持っています。そして、脳自体が男性脳と言われるくらいに、論理的でないことを受け付けないようになっているので、男性が占いに苦手意識を持ったり、まったく興味を持てなかったりするのも仕方ないことのようです。
占いに興味がある男性の意見
- 占いには本当は興味があるけれど、周りに合わせて興味のないふりをしている
- 厄払いとか神社へのお参りはいくけど、その程度
- 占いを好きだというと恰好悪いから、隠している
占いが好きだという男性に訊いたところ、おみくじもテレビや雑誌の占いコーナーも、占いという名のつくものはほとんど興味があり、積極的にチェックをしているそうです。ただ、そのことを周囲の男性に話すと馬鹿にされたり、格好悪いと思われるので黙っているのだとか。占っている姿を見られでもしたら、自己解決能力のない人間だと思われてしまうと、恐れを抱く人もいるようです。
「占い男子」が増えている？
占い男子とは、「占われる側の相談者」ではなく、「占いをする側の男性」のことを指します。この自分が占い師となる「占い男子」が、じわじわと増えてきています。前記で取り上げた、占いに興味のある男性が占い男子になったのかと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。占いに興味のない男性も、「モテの技術」として占いを学び始めているのだそうです。
昨今占いは、占い専門の学校やカルチャースクールなどで学ぶことができるようになってきました。ちょっとした占いの技術なら、誰でも手軽に身につけられます。そこで、女性に人気のある「手相」を学ぶ男性が増えてきたようです。手相を見ることができれば、気になる女性に話しかける口実になりますし、ちょっとしたスキンシップの手段にもなります。
もちろん、もとから占いに興味のある男性や、ビジネスに活かすためという理由で占いを学びに来ている男性もいます。しかし、どちらにせよ占いを学びに来る男性は、その目的や動機がはっきりしており、そこが実に「男性らしさ」を感じさせるところだと思います。
