パワーストーンを集めている人は多いと思います。ある程度、知識を持っている人なら、「浄化」についても詳しいでしょう。また、初心者の人は逆にそれほど気にしていないかもしれません。石の浄化方法について、今一度、おさらいしておきましょう。
パワーストーンは上手く付き合うと、持ち主に同化するかのごとく、その力をいくらか分けてくれます。願い事が叶うこともあるでしょう。しかし、石は大自然の中から生まれたもの。他の場所で力を使いすぎたり、持ち主の感情を取り込んだりすると、パワーダウンしてしまうことがあります。いつも使っている石を見て、「疲れていそうだ」「なんとなく、くすんで見える」と感じたら、浄化を行いましょう。また、新たに石を購入したときも、浄化をするとよいでしょう。あらかじめ浄化済みの石を販売しているショップもありますが、自分の手できちんと浄化するのがおすすめです。浄化には以下の方法があります。
太陽に投影される男性のタイプ
太陽は女性にとって、夫をあらわす惑星です。自分と縁が生じがちな男性のタイプを、太陽の状態から判断します。まず、太陽が入室している星座とハウス（室）、そして他の惑星との間に形成しているアスペクト（角度）を確認しましょう。アスペクトは重要です。特に太陽にハード（厳しい）アスペクトが多いと、その人は問題アリの男性と付き合う傾向です。太陽と海王星がハードアスペクトを形成していると、地に足のつかない夢見がちな男性で、転職を繰り返したり、アルコールに依存したりするかもしれません。天王星なら、社会性に欠けた変わり者で、周囲から浮きがちです。火星だと、短気でトラブルを起こしがち。暴力的な面もあるかもしれません。出生時間と出生地がわかっている人は、太陽が入るハウスも確認しましょう。もし、太陽が12室に入っていた場合、身体が弱かったり、社会的な地位が低かったりしそうです。他にも、太陽のサビアンシンボルがよくないなど、いくつかダメンズを引き寄せる要素があります。ようは「太陽がボロボロ」状態の女性が大変なのです。
土に埋める
パワーストーンは自然の中で生成されるもの。もとの居場所に似た土の中に埋めると、心地よさを感じるのか、力を取り戻します。近くに土がたくさんある場所がないなら、植木鉢などに埋めるのも方法のひとつですが、なるべく広い場所に埋めるほうが浄化の効果が高まります。植木鉢に植物が植えられているなら、その根元近くに石を置くのも、浄化になります。
流水にさらす
石を流水にさらすのもポピュラーな浄化方法です。自然界の水ではなく、家庭の水道水でも大丈夫です。水を細く出して、その下にパワーストーンを置きましょう。石がみるみる洗われていくことになります。数時間から一晩、そのままの状態を保ち、終わったら石をていねいに拭いておきましょう。
月の光にさらす
パワーストーンを「月光浴」させます。月が光を放っている夜に、屋上や窓辺にパワーストーンを置いておきましょう。理想は満月の夜ですが、それ以外でも月の光があれば大丈夫です。
太陽の光にさらす
「月光浴」に似た方法で、太陽の光にパワーストーンをさらします。時間は日の出をはじめとする午前中が適します。太陽は石に強いエネルギーを与えてくれますが、石によっては色が悪くなるなど、ダメージを受けます。あらかじめ、石の性質を調べてから行いましょう。
塩で浄化する
普段から、さまざまな浄化の場面で用いられる塩。もちろん、パワーストーンにも使えます。盛り塩のような山をつくって、その上に置く、また、埋めてしまっても大丈夫です。なるべく天然の塩を使うこと。数時間そのままにした後、流水で洗い、乾かしましょう。
水晶クラスターの上に置く
柱状の水晶が集合したクラスターも浄化に使えるアイテムです。加工の度合いが少ない原石に近い石が持つ、ダイナミックなパワーにあふれています。パワーストーンをクラスターの上に置いておくだけで、自然と浄化が進みます。高価な商品も多いけれど、部屋などの浄化にも使えて便利です。
お香でいぶす
インセンス（お香）を焚いて、パワーストーンを煙の中にくぐらせます。セージのようなハーブ類を使うやり方もあります。
いくつかの方法を試してみて、石が一番、リフレッシュして活力を取り戻したように見える方法を選んでください。複数の浄化方法を組み合わせるのも、おすすめです。また、水や塩に弱いパワーストーンもあるので、注意してください。浄化をしたからといって、すぐにパワーストーンの効果があらわれるとは限りません。石を大切に扱うことは基本ですが、他力本願な考え方ではなく、自分でまず努力をすることが大事。持ち主が前向きに頑張る姿を見て、石は手を貸そうと思うのです。甘やかすことはないけれど、優しいまなざしで見守ってくれます。
