楽しいはずのドライブデート。でも、ちょっとした勘違いや選択のミスで台無しにしてしまうことがあります。ドライブ中の車内は二人っきりの密室なだけに、スーパーハッピーなムードにもなれば、険悪なムードに陥ることもあるのです。特に険悪なムードになった時のその濃厚ないたたまれない空気にはとても耐えられません。そんな最悪の事態を避けるためにも、ドライブデートで失敗しないための5つの注意事項を心に刻んでおきましょう。
1. ゴミのでる食べ物・シミになりやすいドリンク
お弁当やオヤツは持ち込みOK。ドライブの内容によっては、片手で食べられるおにぎりやサンドイッチなど、または居眠り防止のガムやミントなどは喜ばれるアイテムにもなります。でも、クッキーやポテトチップのようなポロポロとカスが落ちるもの、スルメなどのニオイがキツイものはNG。また、飲み物にも注意が必要。お茶やコーヒーもいいのですが、こぼれた時にシミになりやすいのが難点。コップではなくタンブラータイプにするなどの工夫が欲しいところ。そして、アルコール飲料の持ち込みはもちろん厳禁です。
2. キツイ香水
密室だからこそニオイが充満しやすいのが車デートの特徴です。香水や化粧なども、普段と同じつけかたでも、そのニオイが鼻についてしまう可能性があります。控えめにしておくのがおすすめ。また逆に、汗や口臭などへの対策もいつも以上に気をつけておく必要があります。自分のニオイは自分では気づきにくいもの。車デートの時は、外出前に家族や友人に「クンクン」とひと嗅ぎしてもらいたいくらいですね。
3. 車に対する批判的な発言
ドライブに使う車が彼所有であれば絶対に禁止。レンタカーなどであっても、車に対する批判的な発言は避けましょう。車に対する好みは人それぞれです。あなたの好みが恋人の好みとマッチしないことも多いでしょう。でも、そこは我慢。たとえ、感想を求められても、マイナス発言は避けて、「車のことはよく分からないけど、乗り心地がいいね」などとプラス面を探してコメントするようにしましょう。ここで間違えると、運転手の機嫌を大きく損ねてしまうかもしれません。
4. ドライビングへの注文
「もっと早く!」は口にしないこと。スピードの速さに怖い思いをしているとしても、「もっとゆっくり!」と叫ぶのではなく、「ゆっくり周りを見ながら行きたいな」くらいの発言に抑えておきたいところです。また、「ほら、信号が変わるよ」とか「危ない!」といった言葉も、本当に必要な場面以外では口にせず、ドライビングは相手に原則委ねましょう。言う側にそんなつもりがなくても、言われた側は、自分の運転技術を批判されているように感じて不快に思うものです。
5. いねむり・車酔い
思わずちょっとウトウト……は仕方ないかもしれません。そんな時は、「あんまり運転が上手だから、安心してうたた寝しちゃったみたい」と言うことで、車内の雰囲気が険悪になるのを避けられるでしょう。でも、ぐっすりと寝込んでしまうのは言い訳がききません。それでは、ドライバーはまさにただの運転手扱いも同然です。なんのためのドライブデートなのか分からなくなります。また、車酔い対策も大切です。酔いやすい人は前もって薬などでケアしておくこと、そして相手にも酔いやすいことと薬を飲んでいることを、それとなく伝えておくことをおすすめします。それでも酔ってしまった場合には、最悪の事態を起こす前に車を止めてもらい、休憩を取るようにしましょう。
ドライブデートもそれが初めてか、何度も繰り返して慣れているかで対応は変わってきます。それでも、基本的にはこの5項目を守っておくと安心です。「ドライブで遠出をしているその先でケンカになって、そこに置いていかれた!」なんて最悪の事態や、「道中の数時間、ずっと無言地獄だった……」なんてことにならず、快適で楽しいドライブデートを楽しめるよう、身も心もしっかりと準備してから出かけましょう。