「好き」なんて口にするのは気恥ずかしいし、「愛してる」なんてとんでもない!「かわいいなぁ」と褒めたくても「大丈夫だよ」と励ましたくても、それを言葉にするのが下手くそなタイプっていますね。こんな口下手さんが彼氏だと、彼女の方でも「彼、本当はどう思っているんだろう?」と勘繰って、イライラしたりムズムズしたりするしかありません。でも、口下手さんたちは言葉にするのが苦手なだけで、ちゃんとラブサインを出しています。それを上手に見つけて受け止めることができれば、イライラもムズムズも解消できます。見逃しがちなラブサインの例を5つご紹介します。
1. 彼女のラブサインに戸惑う
髪型を変えた時、彼の目をじっと覗き込んだ時、彼の腕にギュっとしがみついた時に、会話が途切れたり口ごもったり、彼の行動やセリフがまごついているようなら、これは彼があなたに対する愛情表現に困っているサイン。つまり、ラブを表現できずにいるラブサインです。「かわいいね」と言葉にすることも、にっこりと笑いかけることもできず、照れと情けなさで彼の心はいっぱいです。そんな時は、「かわいいなって思った?」とか「あ、今困っているでしょ?」と軽くからかってみるともっと明らか。顔を赤くしたり、視線をそらしたりするはず。でも、あくまで軽く一言だけにしておきましょう。ひょっとしたら逆切れして怒ってしまうかも。
2. デート先が彼女好み
デートの内容を、自分の好みでもなければ彼女の希望をきくのでもなく、過去に「楽しかった」「美味しかった」と彼女が喜んだ場所を再びデート先に選んでくれるのは、わかりやすいラブサインです。「どこへ行きたい?」とも聞けない彼の精一杯なのです。こんな時に、「ええ、またここ?」などと反応するのは厳禁。しっかりと楽しみつつ、次はこんなところにも行ってみたい、あんなことをしてみたいとさりげなく会話に盛り込んでみましょう。きっと次のデートには連れていってくれるはずです。
3. 外と内で態度ががらりと違う
二人で一緒にいる時、それが他人の目のある外なのか、二人っきりの場所なのかで態度がガラリと変わる、それも、外では冷たく内では甘々だとしたら、これは間違いなくラブサイン。彼のくっつき度や表情に注意を払ってみましょう。ただ、やたらとエッチに持ち込むのはまた別問題。あくまで態度の違いに現れます。お茶を入れていると用もないのに一緒に台所についてきたり、くっついてテレビを観たがったりといった行動がポイントです。
4. チラ見する
ショーウィンドーを覗き込んでいる時、携帯を見ている時など、彼から視線をそらしてほかの何かを見ている時に、ふと気づくと彼がこっちを見ているとしたら、これもラブサインかもしれません。口下手さんの場合照れ屋も多いので、二人の視線が絡み合っている時よりも、あなたの視線が自分から外れている時のほうが、視線に遠慮のないラブ光線が含まれやすくなります。「あ~、見てる~」と思っても、この場合は彼がゆっくりとあなたを眺められるようにちょっと長めに視線を反らしていてあげましょう。
5. プレゼント攻撃
口にできない分をモノでカバーしようとする口下手タイプもいます。「かわいいね」のかわりにヘアクリップなどの小物を、「好きだよ」のかわりにアクセサリーをと、本来なら甘い言葉がもれそうなシチュでのプレゼント攻撃は、確実に言葉のかわりのラブサイン。「愛してるよ」のかわりに花束をくれたりするのはそっちのほうがよほど恥ずかしそう。でも、口下手くんにとっては精一杯のラブサインなのです。
ひょっとするとこれらの行動は、他人がはたから見ると「イタイ行動」だったりします。でも本人はいたって本気で真剣です。彼が懸命に発するラブサインに気づいてあげられなければ、彼女としてそれこそ「イタイ」状況といえるかもしれません。気持ちを言葉にできない分、別の方法で一生懸命伝えようとしてくれる彼の気持ち、きちんと受け止めたいですね。