気になる男性と親しくなるきっかけをつかめずにいるなら、まずは彼の趣味友になるのが早道です。彼の趣味が自分には理解できないことでも、能力的にできそうにないことでも問題ありません。共通の興味を持つ仲間がすなわち彼にとっては趣味友なのです。だから、スポーツマンの彼の趣味に合わせるために自分もスポーツウーマンになる必要はないのです。ただ、そのスポーツに興味を持って関連する雑誌を読んでみる、または観戦してみるだけでも、趣味友としての会話は十分に成り立ちます。そしてこの趣味友、お互いの間に「共感」を作り出し、そこからどんどんと親しくなっていきやすいという特徴を持っています。そう、趣味友になることは、ベストカップルに近づく早道なのです。早道を抜けるための7つの段階をみていきましょう。
1. まずは彼の趣味を知ろう
最初にすべきは、彼の趣味を知ることですね。彼の持ち物、会話の中身、行動パターンなどを慎重に調べます。友人などに聞いてもかまいませんが、あくまで彼には悟られないようにすることが大切なので、口止めはきっちりと。彼が複数の趣味を持っているようなら、彼にとってできるだけ優先順位の高い趣味に目をつけましょう。
2. 下調べをしよう
彼の趣味が分かったなら、まずはその趣味内容について自習します。ネットで調べてもいいし、雑誌やテレビなどが助けになることもあるでしょう。関連性のある店に出向いたりサークルなどの体験会に出席してみるのもおすすめです。自分にとって新しい分野であっても、興味を持つのが難しそうな分野だとしても、そこは「彼の好きなこと」として好奇心を持つことが大切です。
3. 彼から学ぼう
ある程度の下調べをしたなら、次は彼にアプローチします。この時、「彼のことが好き」という光線は発しないように、あくまで「趣味が同じ先輩」くらいの態度を取ります。もちろんそこに趣味友としての親しみはあってかまいません。また、その趣味の先輩に対する憧れや尊敬も表現してもいいでしょう。「教えてもらえますか?」「すごいですね」といった言葉を交えて、彼にとって得意分野である趣味の先生気分になってもらうのが狙いです。
4. 趣味を肴に一緒に食事や飲みに
ちょっとした立ち話で始めた趣味の話でも、「今度、ゆっくり教えてもらえませんか?」と誘いをかけてみれば、たいていはOKが出ます。それでも彼の方にためらいがあるようなら、もっと具体的に「○○の××って、難しくってよく分からないんです」などと困った顔をすれば、自分が好きな趣味であり、自分ならよく分かる内容だけに彼の中にも「教えてあげたい!」という気持ちが盛り上がってくるはず。「仕事の後ちょっとだけ時間作ってもらえませんか?」と丁寧かつマジメに頼んでみましょう。この時点ではデートに誘うような雰囲気はまだ出しません。
5. 休日を一緒に過ごす
一度でも二人で食事や飲みの機会を持てれば、次の機会を持つのは難しくありません。「次はあの店に行ってみたいんですけど」「今度は△△について教えてください」と次の約束を取り付けておきましょう。さらに続いて、もっと時間や手間のかかることを提案していきます。少し遠い場所にある趣味関連の店へ行きたい、実際にやってみたいといった、学校や仕事帰りではなく、休日をあてるべき内容に話を持っていきましょう。趣味友とはいえ、二人で週末などの休日を過ごすようになれば、彼の中であなたの存在もあなたと過ごす時間も、その特別感はかなりアップしています。
6. 彼にとって一緒にいて居心地の良い理解者になる
自分の趣味を共有している人、自分がその趣味に没頭することを許してくれる人、そんな彼の理解者になりましょう。彼が先生で自分が生徒という立ち位置だけでなく、彼が子供のように熱中する様子をニコニコして受け入れ、彼の専門的な話に対して飽きることなく興味を持って耳を傾ける、そんな態度が彼をいい気分にさせ、その心に変化をもたらします。あなたのことを、ただの趣味友ではなく、「この子いいな」と趣味を離れたところでも興味を感じるようになってくるのです。
7. 彼に気持ちを伝え、彼から好意を引き出しカップルへ
ここまでくれば、カップルになるのは時間の問題。彼にとって、あなたと過ごす時間は趣味を満喫でき、さらにいい気分にもなれるという心地よさでいっぱいです。そこで、趣味友からカップルへと発展するために、会話の内容に趣味以外のことも自然と混ぜていきましょう。趣味だけでなく、彼自身にも興味があり好意をもっていることを伝えるベストタイミングです。すでに趣味友として共感する気持ちを持っているので、彼はあなたの好意を自然に受け止めやすく、「俺も」との答えを口にしやすい空気が作られています。
女子にとっては、彼をおとすために一夜漬けの趣味でしかなくても、彼と一緒にあれやこれやと話したり見たりしているうちに、結構ハマってしまうものです。実はこれ、男性の側にも言えるのです。最初は趣味友にアレコレ教えていただけのはずが、一緒に楽しい時間を過ごしているうちに、やっぱり二人でいること、そして自分に「教えて」と慕ってくる彼女自身にハマってしまうのです。こうしてできあがったカップルの絆は「趣味」という強い共通点があるので、会話がなくなったり、デートがつまらなくなったりすることが少なく、長く続くベストカップルになり、時には趣味友として時には恋人として仲良く付き合っていけるわけです。