あなたは昨晩、どんな夢を見たか覚えていますか?夢って毎日見るものではないと思っている方もいるでしょう。また、なぜか朝は夢の内容をハッキリ覚えていたものの、今はさっぱり思い出せないという方もいるのでは?また、夢に好きな人が出てくると嬉しいものですが、恋人が出てくる夢は、あまり良い意味ではないという噂も……。そんな夢にまつわるトリビアをチェックしていきましょう!
なぜ人は夢を見るの?
人は眠っている間、一晩に4~5回ほど夢を見ているといわれています。そして、夢を見るタイミングというのは決まっており、いわゆる「レム睡眠」と呼ばれる睡眠中に見ることが分かっているのです。
レム睡眠とは、簡単にいえば、深い眠りのことで、いってみれば体の休憩時間。脳は活性化している時間のことです。脳が働いているからこそ、このレム睡眠時に、人は夢を見るといわれているのです。このレム睡眠の特徴として、目を閉じながら、眼球が激しく動いていることがあります。人が眠っている様子を眺めていると、目が動いていることがありますが、それって実はまさしくレム睡眠中で、夢を見ている最中だったのです。夢を見る理由について、さまざまな研究がされている中でも有力なのは、「記憶や感情の整理のため」という説です。
夢のほとんどは忘れている?
ところで、夢は一晩に4~5回も見ていると紹介しましたが、そもそもそんなに見ていた自覚はありませんよね。覚えている夢といえば、多くて2個くらいです。夢を覚えていられないのは、「現実に行動していないから」といわれています。脳には、現実の行動と結びつくことで記憶がされるメカニズムがあるのだとか。
夢の内容を後から夢占いなどで判断したいという方は、ぜひ夢日記帳を枕元に用意しておき、起きた直後に覚えている内容を記録するようにすると良いでしょう。
良い夢を見るコツ
あなたは、自分の好きな夢を見て、好きなように夢の中で行動して、夢を操りたいと思ったことはありませんか?確かに、怖い夢よりも、心地良い夢や、自分の好きな人が現れるハッピーな夢を見たいものですよね。けれど、夢はなかなか自分では操れないものですし、選べないのも事実です。けれど、ちょっとした工夫だけで、心地良い夢を見ることができるのです。
というのも、人は眠っている間の状態や周囲の環境によって、見る夢が左右されるといわれているからです。不快な音がすれば、単純に悪い夢につながってしまうのです。それであれば、静かな環境を整え、室温も布団も寝間着も快適に整えれば、ある程度良い夢を見る望みがあります。
また、他にも、寝る前にものを食べるのは避けたいものです。内臓にストレスがかかり、体が不快に感じてしまうからです。もちろん、カフェインやお酒は睡眠の妨げになるので、良い夢にはつながらないでしょう。他には、好きな落ち着くアロマの香りをかいでから寝るというのも、良い夢を見るコツといわれています。
夢で恋人が現れたら要注意
ところで、夢の中で恋人が現れたら、あなたは嬉しくて「いい夢見たな~」と思うかもしれませんが、実は、夢占いの解釈では、必ずしも良い夢とは限らないのをご存知でしょうか。なんと、恋人が夢に出てくる場合、その夢の内容と現実は逆の暗示、つまり「逆夢」であるといわれているのです。
例えば、恋人と仲良く過ごしているシーンを夢は、恋人との関係が悪化する暗示です。また、結婚する夢は、浮気や喧嘩の兆候といわれています。そして、恋人にメールを送る夢は、コミュニケーション不足ともいわれます。これには驚きを隠せない人も多いのではないでしょうか?
夢にまつわることは、不思議がいっぱい!もっと夢について知って、良い夢を見て、悪い夢が現れた場合には、よくその暗示を生活に活かしましょう。