日頃見る夢は、日常的によくあるシーンが多いものの、時に人から殺される夢を見ることがあります。そんなときは起きた後、何か悪いことで起きるのではないかと不安になるものですよね。しかし、この殺される夢というのは、現実的に起きる場合とは異なり、良い解釈もできるといわれているのです。そこで、人から自分が殺される、もしくは殺されそうになる夢を見た場合の解釈をご紹介します。
今の自分が死ぬことで新しい自分が生まれる
夢で何らかの存在から刃物で刺されたり、何かで殴られたりする夢は、非常に多くの人が見る夢の一つといわれています。そんなよくある夢は、その意味もポピュラーなもの。実は、殺されているのは過去、もしくは現在の「自分」であり、殺す側も自分自身です。つまり、今の自分、もしくは過去の古い自分を断ち切って、新しい自分を手に入れたいという願望が現れているというわけです。もしくは、これから新しい自分を見出せる兆しがあるという前触れの意味もあります。
古い自分が壊れ、新しい自分が生まれるという一つ目の理由と似ていますが、日常的に抱えている目の前の問題があるときに、殺される夢を見た場合は、その行き詰まっている事態が開ける暗示です。思わぬ解決策が浮かんだり、人やものからヒントが与えられたりと、好転する可能性が高いでしょう。
助けてくれる人が現れる・対人関係が良くなる
殺される相手がもし自分と同性である場合、自分自身の象徴であることが多いですが、見知らぬ異性から殺される場合は、何らかの助けをくれる人が現れる可能性があります。また、同性・異性限らず、友人から殺される場合、その友人との交流が深まることの暗示です。友人から殺されるなんてよほど何か恨みがあるのかと思ってしまいますが、実際は真逆の意味です。
怪物に殺される夢
夢の中で、異形な姿をしている怪物が現れることはよくあることです。そんな怪物に襲われて死ぬ夢を見たら、自分自身の衝動的な欲求を強く抑え込んでいる可能性があります。怪物は自分の強い欲求を表すのです。怪物に殺される夢は、その感情に気づくチャンスであるため、その抑圧している欲求に気づき、素直に向き合うことが大切です。
殺され方が生々しいほど対人関係に振り回されている
人から殴られたり、銃で撃たれたりと、突発的な殺され方の場合、マインド的というよりは、仕事などの悩みがある暗示です。仕事で何かうまくいかないと感じているのかもしれません。一度客観的に問題を解決するよう動いてみましょう。
もしナイフで刺されたり、首を締められたりして殺された場合、より対人関係のもつれに近い、感情的な面での問題があるという暗示です。その場合、誰かに必要以上に自分がコントロールされている、もしくは、負担をかけられているという意味があります。普段、なんとなく付き合っている相手が、少しあなたに干渉しすぎている可能性も。ちょっと振り返ってみたいものです。
「殺された後、生き返る」は気運の高まりを意味する
もし夢の中で殺された後、何らかのストーリーが展開し、後に生き返るというのは、気運が高まっている証拠。自分の心が前向きで、どんな困難があろうとも、まっすぐ自分の信念通りに、正しき道を進んでいくことができる自信にあふれているということ。新生活が近いのかもしれません。そんなときは、殺される夢であっても、決してネガティブな意味ではありません。運気の高まりを実感しましょう。
殺される夢は、意外にも良い意味合いが多いのに気づきます。そのような夢を見たら、新しい自分、新しい生活に向けて、強い気持ちで取り組んでいきましょう。