今回は、乙女ゴコロを忘れてしまった、「モト乙女」たちに送る特集です。恋愛映画のDVDを見て、自分が女であることを再確認してください♪
これって……アナタじゃないですよね?
- 『“乙女”って歳ぢゃねーし!』と心の底……いや、腹の底から思った。
- 仕事がオフの日ぐらい、終日ゴロゴロさせてくれ。(ジャージで)
- 異性に気をつかうより、気を許せる同性と趣味を楽しむ!これが私の生きる道。
- 長く付き合う彼にどんな姿を見られても、『そのままの私を愛して欲しい(はーと)』。
- 私は育児に追われる母親。子育てに「乙女ゴコロ」は必要ナシ。
「乙女ゴコロ」を思い出しましょう!
今でこそ恋愛傍観者のアナタたちだって、過去には切ない気持ちにさせられたり、甘くときめいた経験があるハズ。100%恋愛体質になる必要はありません。少しだけ「乙女ゴコロ」を持ち続ける意識をしてください。そこには年齢や、恋愛をする・しないに関わらず、アナタを魅力的にみせるパワーが秘められています。今は恋愛対象すらいない「お1人さま」にも、素敵な恋愛効果が期待できるかも!?
とはいえ、今まで恋愛体質と対極にいたアナタが、コテコテに甘い恋愛ストーリーを見ても拒絶反応を起こすだけ(泣)。そこで、編集部が『乙女ゴコロ、プチUP』を狙った、ラブ・コメディや癒し系の恋愛映画をピックアップしました。ロマンティックすぎない、見やすい恋愛モノばかりです。しかも、のんびり家で見るだけでOK♪眠っている「乙女ゴコロ」を刺激してあげてください!
見やすい☆『ロマンティックすぎない』恋愛映画
編集部の選んだ映画に、素敵な恋愛を夢見る三十路ライターが辛口(?)コメントを寄せました。映画を見るときの参考に、チェックしてみてください♪
ブリジット・ジョーンズの日記(2001年/イギリス)
乙女ゴコロ上昇度:★★★★☆
あらすじ
「日記をつける。タバコとお酒を控える。ダイエットをして、素敵なボーイフレンドを見つける!」ニューイヤーズ・レゾリューション(新年の抱負)を掲げたブリジット・ジョーンズ、32歳。出版社に勤める、さえない独身OL。自分の目標と日々格闘する彼女に、憧れの上司ダニエルが急接近!しかし、友人宅のホームパーティで再会した、弁護士のマークといいムードになり……。果たして、最後に彼女が選ぶのは?
ココが見どころ
酒好き、ヘビースモーカー、小デブ、モテない、三十路……。この役、私でもできるんじゃないの?ひいき目に見ても、とても恋愛映画のヒロインとは思えない、どこにでもいる平凡(以下?)なブリジット!好感が持てるし、感情移入もしやすかったわね。マヌケすぎる彼女の一挙一動に突っ込みながらも、ラストはかなりときめいちゃったわ。
ラブ・アクチュアリー(2003年・イギリス)
乙女ゴコロ上昇度:★★★☆☆
あらすじ
下町育ちの秘書に恋した、若き首相。入社以来、同僚に熱い思いを寄せるOL。言葉の通じないポルトガル人女性に、恋をしたイギリス人作家。親友の新妻への、叶わぬ思いに苦しむアーティスト。長年連れ添う夫の浮気を疑い、悩む妻。妻に先立たれ、義理の息子との関係に悩む父親。その息子は、クラスで人気の美少女に片思い……。19人の男女が繰り広げるさまざまな愛の形を、大きなひとつのラブ・ストーリーにまとめ上げた感動作。
ココが見どころ
『ラブ』って、何も若い男女の特権ではないのよね。親子愛、夫婦愛、社内恋愛、国際恋愛……。いろいろな世代の愛の形を見せてもらったわ。中でも私は、自分の親友の新妻をずっと好きだったアーティストが、クリスマス・イヴに、アイデアと愛に溢れた告白をするシーンが……切なすぎて、いま思い出しても涙が出ちゃう!私はすでに3回見ているけど、構成が素晴らしくて、全然飽きない名作ね。
ホリデイ(2006年・アメリカ)
乙女ゴコロ上昇度:★★★★☆
あらすじ
ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、恋人だと信じていた同僚に、別の女性との婚約発表をされてしまう。傷心の彼女は『お互いの家を2週間交換しませんか』と、インターネットに広告を出す。その広告に目を留めたのが、浮気をした同棲相手を追い出したばかりのプチ・セレブ、アマンダ。彼女の住むロスから、翌日のイギリス行きを決行した。異国の新しい土地で、それぞれの休暇を過ごす傷心の2人に、思いがけず素敵な出会いが待っていた。
ココが見どころ
「(結婚していても)いい歳頃」の独女が、共感できる場面満載。ダメ男への思いを、ウジウジ断ち切れないアイリスに『イラッ』ときたアナタは、自分のペースで責めては、1人で勝手に落ち込む、アマンダタイプかもね?恋愛に自信が持てない、不器用独女におススメしたい1本。もちろん、ジュード・ロウのセクシーなお宝シーンもありましてよ♪マニアな私は、ジャック・ブラック派だけどね!
恋愛睡眠のすすめ(2006年・フランス&イタリア)
乙女ゴコロ上昇度:★★★☆☆
あらすじ
父の死をきっかけに、メキシコから、母の住むパリへ渡ったステファン。紹介された仕事が、期待外れで落ち込んでいると、隣に美少女ステファニーが引っ越してきた。一気に恋愛モードに突入したステファンは、何とか彼女に近づこうと試行錯誤する。しかし、どうにも上手くいかず、彼女から軽蔑されてしまう。思いどおりの恋愛ができる、夢の世界に入り浸るようになった彼は、そのうちに、夢と現実の区別がつかなくなってしまって……。
ココが見どころ
ステファンが妄想するたびに登場する、教育番組のセットみたいなシーンに胸キュン(死語)♪男って臆病で、いつまでも心は少年なのね。ステファニーへの思いが空回りして、現実逃避しまくっているうちに、夢と現実の区別がつかなくなるなんて……可愛いおバカちゃん!ワケのわからない妄想の連続で、アトラクションに迷い込んだみたい。賛否両論のラストだけど、個人的にはポジティブに見てほしい作品ね。
人のセックスを笑うな(2007年・日本)
乙女ゴコロ上昇度:★★★★★
あらすじ
19歳のみるめが通う美術学校に、非常勤講師としてやってきた39歳のユリ。絵画モデルを頼まれて訪ねたアトリエで、みるめは彼女と関係を持ってしまう。少女のような言動と、大人の魅力をあわせ持つユリに、みるめは夢中になっていく。親友の堂本は、興味本位で2人の仲を問いただすが、みるめに思いを寄せるえんちゃんは面白くない。ところが、ユリには夫がいたのだ……。20歳年上の自由奔放な女性に振り回されてしまう若者の、淡い初恋を描く。
ココが見どころ
20コも年下クンと恋愛?ナイ、ナイ!と、温度低めで見始めたハズなのに。ホームビデオみたいな、ゆるい映像がリアルにみせるのよ~。そして、みるめクン。かわい過ぎるでしょ!ユリのアトリエでいちゃつくシーンは、トキメモ(トキメキ度数のメモリ)MAX!いいなぁ、いいなぁ。実際あるのかしら、こんなこと……(妄想中)。劇中繰り返し流れる『ANGEL』は、癒し曲のベストテン第1位☆
いかがでしたか?ここに紹介したものは、DVD化されているので、気軽に見られるものばかりです。まだ見ていない作品はありましたか?
いよいよ、1年で最も寒い時期に突入です。作品を購入して、自宅でぬくぬく楽しんでください♪宅配ピザでも食べながら、コタツに横になって、背中をボリボリ……。あー、やっぱり。そうなっちゃいます?(→振り出しに戻る、涙)