いまやメールは欠かせないツール。メールで気になるあの人との距離を縮めたい、そんなときに役立てたいメールの送り方をご紹介します。
気になる相手にメールを送るとき、どうすれば良い印象を持ってもらえるのか気になるところです。自分のことを知ってもらうために、たくさんメールを送れば良いというものでもないのです。男性が好むメールを送って、グッと心をつかんでしまいましょう!
男性と女性の意識の違いに気をつけよう
まず大事なのが、男性と女性では、メールに対する意識が違う……ということを認識すること。女性はメールを、たわいのない話をやりとりするのに使います。でも男性にとってメールは、用件を伝えることがメインなのです。このことは必ず意識しておきましょう。
メールアドレスを聞き出す方法
気になる相手の、メールアドレスを聞き出すことからはじめないといけないという人は、なにか物の貸し借りをしてみたり、おもしろい画像を交換したりするのを理由に、聞いてみましょう。相手の趣味について質問をして、「くわしく教えてほしいから」という理由で聞き出すのも良いでしょう。気になる相手だけに聞くのが難しければ、自分で飲み会を企画して、誘う人全員の連絡先を聞いてしまうというのも手ですね。
モテメール3か条
1.用件を先に、的確に伝える
男性にとってメールは伝達手段。大事な用件は先に的確に伝え、長文はなるべく避けるようにしましょう。
2.本文に相手の名前を入れる
本文中に相手の名前を入れると、かなり親近感がわいてきます。文章の最初と最後には、自分の名前も入れておくようにすると、強い印象が残ります。
3.「?」と疑問を投げかけて次につなげる
「○○はどんな感じなの?」というように、疑問符を入れると、その疑問に答えるかたちで返信が来る可能性大です。また、相手の興味あることに対して質問をするようにすれば、相手も返信がしやすくなります。
ダメメール3か条
1.身の上相談をする
メールでの重い話は禁物です。相手は返信をするのをためらってしまいます。
2.自分の話ばかりをする
いくら自分のことを知ってほしくても、自分の話ばかり書かれていたら、相手は返信する気がなくなってしまいます。相手のことを聞くようにすれば、相手に興味を持っていることをアピールできます。
3.返信の催促をする
メールを送ったら、すぐに返信がほしい気持ちはわかりますが、「なんでメールくれないの!」といった催促をするのはやめましょう。相手にとっては、それが重荷になって、よけいにメールを送るのがイヤになってしまいます。
メールを送るときに
3カ条以外にも、男性にメールを送信するときに気をつけたいポイントを紹介します。
タイトル
空白や「Re」は論外です。必ずタイトルは入れましょう。自分や相手の名前を入れたタイトルだと目をひきます。「○○です!お疲れ様です」とか、「○○君、おはよう」とか。あとは、ちょっと気になるタイトルをつけるのもいいですね。「実は……」とか。相手は「おや?」と思って読んでくれるはずです。
絵文字
絵文字を多用すると、子供っぽくなりがちです。ふだんは少しだけ使って、相手との間になにか楽しいことが起きたときに多用すると、喜んでいるのがよく伝わるので効果的。
カタカナ・漢字の使い分け
同じ文章を送っても、カタカナと漢字では印象が違います。あまり漢字を多用すると、相手と距離があるように見えてしまいます。「私は」と書くのを「ワタシは」と書いたほうが、ちょっとラフな感じがしませんか?逆にちょっと真面目な話を送るときは、漢字が多いほうがいいですしね。うまく使い分けてみましょう。
メール嫌いな人とのメールの仕方
メールが嫌いという人には、とにかく短文で用件を伝えることです。「3カ条」のところでは「?」を使用したほうが良いと書きましたが、メール嫌いな人にはあまり使用しないようにしましょう。「返信しなければ」というプレッシャーがかかって、メールするのが辛くなってしまいます。またこういった男性には、絵文字も控えたほうがいいですね。でももし彼がメールを送ってきてくれたときには、喜んでいるという感情を前面に表して返信しましょう。
メールの返信がどうしてもほしいとき
メールの返信を催促するのはNGですが、どうしても返信してほしいときには、「メールがなくて寂しい」と感情を入れて送ってみましょう。印象がかなり変わります。ただし何度もやると、それもまたプレッシャーになってしまうので、ここぞというときに!もし返信が来た場合は、「すごくうれしい!」といったことを書いて送り返しましょう。
メールを返すときに
返信のタイミング
これはかなり重要です。相手が仕事中だというのに、おかまいなしにメールすると、男性はうっとうしく思ってしまいます。仕事の邪魔にならない時間に送りましょう。向こうからメールが来たときには、なるべく早く返信!相手には時間の余裕がある証拠だし、自分のメールもその場で読んでくれる可能性が高くなります。すでに定期的にメールをするような間柄であれば、いつも決まった時間に送るのもいいでしょう。安心感を与えます。
親しくなったらじらし作戦
ある一定期間メールをしたら、しばらくメールをするのをやめて、ちょっとじらしてみると、相手が「おやっ!?」と思ったりするので効果的です。でも、あまり親しくもないのにこれをやると、メールが来なくなる場合があるので、要注意!
同じタイミングでメールをしてみる
好意を持っている相手からメールが来たら、間髪いれずにメールを出して、まるで同じタイミングでメールをしたようにします。そのあとさらに「タイミングが重なっちゃったね!」という内容のメールを送るのがポイント。「返信」ではなく「同時にメールを出した」という印象を付けるのが大事です。考えていることが一緒だったというのをアピールするのです。いつ送ってもいい内容のメールを、下書きして保存しておくのが良いかも。
同じように、例えば相手が「今からご飯」みたいなことを送ってきたら「私もちょうどご飯食べようとしていた」などとメールして、相手と同じことをしようとしていたというのを強調するのも効果的。相手は、気が合うという印象になるはずです。
気づいたときにはもう遅い!メールの失敗
付き合ったばかりの彼に、メチャメチャ甘え口調のメールを送ったつもりが、間違って母親に送信してしまった。メールを送ったあと、しばらくして「あんた……間違ってメール送られてきたよ」と、冷ややかな声で母から電話がかかってきた。恥ずかしすぎる!(Kさん 34歳)
友達に、元彼の悪口をさんざん書いてメールしたはずなのに、間違って元彼本人に送ってしまった。そのあと、3倍くらいになって、私への悪口メールが送られて来た。(Yさん 31歳)
メール交換を何度かしているうちに、かなり好意を持った男性から、ついにクリスマス・イヴのお誘いがあったのです!すぐに返信したのですが、しばらくして「そうか、イヴは予定あるんだ……」という彼からのメールが。「ええっ!?」と思って、自分の送信したメールを見てみると、「イヴは空いています」と送信したつもりが、「イヴは相手います」と送っていました……。(Nさん 29歳)
嫉妬心が強い私は、彼のことがずっと気になってしまって、ヒマさえあればメールしていました。彼からの返信が遅いと、安心していられなくて、すぐにメールしちゃって……。「もう、メール攻撃には耐えられん!」と言われ、彼にフラれてしまいました。(Eさん 28歳)
やっぱり、相手を間違えて送ってしまった……っていうのが多いですね。みなさんは、くれぐれもそんな間違いをしないよう、送る前にはちゃんと確認しましょうね!
気になる相手だからこそ、メールを出すときにあれこれ考えてしまうものです。でもちょっとした工夫で、相手にとって「ただのメール」から「自分に好意的なメール」へとなっていくのです。上記のポイントをうまく使って、気になる相手との距離を縮めてくださいね。