あなたは、貶める（おとしめる）と言う言葉を知っていますか？貶めるとは、相手に対して見下した態度を取ったり、相手の立場を下げるように仕向けることです。あなたの周りにこのような人はいませんか？もしいるとしたら、その人はあなたにとって注意をしなければいけない相手と言えます。仕事関係であったり友人関係であったり、このような場合でも、他人を貶める人はいます。そして、恋愛関係においても、このように貶める人というのはいるのです。同じ男性を好きになった女性が貶めてくるということはよくあるのです。今回は、人を貶めてくる人の心理についてお話をします。
自分が優位な立場になりたいと思っている
人の失敗や問題を、ここぞとばかりに攻めてくる人っていませんか？こうした人は、この状況を利用して、自分が優位な立場になりたいと思っているものです。好きな男性の前でその失敗について攻めてきたりするのです。相手の立場を悪くすることで、自分の立場を優位にしたいのです。そうやって、ライバルを蹴落とそうと考えているのです。
自己愛は強いものの自信がない
人を貶める人は、自分の事が大好きな人が多いものです。「自分がかわいい」と思うのは、誰でも同じですが、その自己愛が人一倍強いのです。人を貶めることによって、相手のことを上から目線で見ることが出来るのです。相手が低い位置にいることで、自分のいる位置を高くすることが出来るので、そのことによって自己愛を満足させているのです。そして自己愛の強い人は、自信家の人が多いのですが、人を貶める人は、自分に自信のない人が多いのです。もし、自分に自信があれば、人を貶めることによって自己愛を満足させる必要はないのです。しかし、自分に自信がない場合、人を見下すことでしか自己愛を満足させられないのです。なので、人を貶める人は、自己愛は人一倍強いけれども、自己評価が低く自分に自信がないと言えるのです。
相手に嫉妬をしている
相手に対して嫉妬をしていることが原因で、人を貶めているということも少なくありません。このタイプの人は、すぐに自分と人を比べてしまうのです。「隣の芝生は青い」という言葉もありますが、自分と人を比べてしまうと、どうしても相手の方が優れていると感じてしまいがちなのです。「なんで、私は彼と仲良く出来ないのに、あの子は出来ているの？」と感じてしまうこともあるのです。そのような嫉妬心から、相手を貶める言動・行動をしてしまうのです。人の不幸は蜜の味とも言いますが、人を貶める人は、相手が貶めることによって傷つくことに喜びを感じているのです。このタイプの人は、相手が傷つけば傷つくほど、「いい気味だ」と感じるのです。「自分より仲良くしている」人を貶めることで、「悔しい」という思いを晴らしているのです。
他人を貶める方法は実践しない方がいい！
このような人は、あなたの周りにも存在しているかもしれません。このような人を貶める人の心理を理解したとしても、あなたはこの行為を行わないようにしましょう。人を貶めてしまうと、あなた自身の心もすり減りますし、周りを信用できなくなったり、周りから信用されなくなってしまうのです。もし、嫉妬したからと言って、相手の女性を貶めないように注意してください。
