恋愛は想い通りにならないことの連続です。「好きな人がいても接点がない」、「自分の好意に気付いてもらえない」、「相手に彼女がいる」。数々の困難が付きまといそれを一つ一つ解消する作業が求められます。乗り超えられそうにない障壁、打ちのめされそうになるメンタル。否応なしに向き合わなくてはならなくなります。いろいろな手は尽くしてももはや自分ではどうしようもできないこともあるでしょう。例えば好きな人に彼女がいて、その関係が終わりにならない限り自分との恋愛は始まらない。そんなときは、ただ自分に状況が好転するように祈るほかないでしょう。その祈りや願いはどのようにしていますか？自分のやり方ですることもあるでしょうが、一般的に世に広まっている成就法があるのです。胸の内の思いをどうにかして叶えたいという気持ちは誰でもあるはずです。その思いをどう形にするかが問われています。そこでご紹介したいのが、護符や願いをかなえるためのおまじないです。これらは願いを叶えたい人の心のよりどころとしての意味合いがあります。護符やおまじないにはどんなものがあり、効果があるのでしょうか。
護符とはどんなもの？
護符とはお守りの一種です。肌身離さず持っていると願いが叶うというものです。もともとは、予期しない災いや困難に遭遇しないために持つものでありました。和紙に呪力が込められた文字や絵柄などを入れて神のご加護を得るためのものです。今ではスピリチュアルな力を持っている霊能力者や、陰陽師で有名な人たちが活用しています。護符は古くは中国で始まったもので、霊力を宿した霊符の一つです。ときの権力者も用いていて、歴史上の出来事に影響を及ぼしてきたことが歴史書でわかっています。こうしたことからも、護符には強い念力が込められていて、ここぞというときに力を発揮してくれるお守りであると言えるのです。
護符を手にするにはどうしたらいい？
護符には個々にその人の願いが込められたものを持つ必要があり、陰陽師や霊能力者に依頼して作ってもらうのが普通です。願いは人それぞれで、具体的な願いをより明確にさせたうえで念力を込めたいところです。あなただけの護符を持つことが効果的と言えるでしょう。しかし最近では、手軽に手にできる方法もあります。携帯電話の待ち受けにダウンロードできるものがあり、世の女性の恋愛成就に一役買っているのです。インターネットで「護符」と検索すれば手に入れる方法がいくつか見つかるはずです。自分に合った護符はどんなものがいいのか一度調べてみるのもいいでしょう。
護符はただ持っているだけで願いが叶うというものではありません。いつも肌身離さず持って毎日願いを込めること、辛抱強く願い続け護符の効果を信じることなどが求められます。思いの強さが心願成就に通じるとされ、持つ人の願いの強さによっても効果は違ってきます。護符という後ろ盾を持ち、いかにして願いを形にしていくかは護符を持っている人次第です。より強く願う人にこそ護符のパワーがもたらされるのです。
護符を身につけた人のエピソード
実際に護符を身につけた人のエピソードをご紹介します。
ある女性は長年付き合っていた男性とひょんなことからのけんかで別れることに。それでも別れた彼氏のことが忘れられない日々を過ごしていました。「やっぱりよりを戻したい」。そんな思いから女性は護符を買いました。肌身離さず身につけ、毎日祈りを込めました。そしてそれのみならず、自分に何が足りていなかったのか対人関係のあり方や女を磨く綺麗になる努力を続けたのです。「いつか私のもとに戻ってきてほしい」。その思いが実を結ぶときが来たのです。別れてから1年と少しが経った頃元カレから電話が来たのです。久しぶりという軽い感じでかけてきた電話でしたが、女性はあなたが忘れられないという気持ちを伝えました。願っていた状況が今目の前にあることに高揚感を覚えつつも。実は元カレも女性に後ろ髪を引かれるところがあったのです。別れたことを後悔していてよりを戻したいという思いにありました。その後二人で会って過去のことを水に流し、やり直す決意をしたのです。くじけそうな状況にありながら一心に思い続けた女性の耐え忍ぶ心がこうした結果を生んだのでしょう。そしてその思いが護符に伝わり見えないパワーが宿ったのです。自分ではどうしようもできないときにこそ、護符に頼るときです。
おまじないで困難な恋を乗り越える
何かを成し遂げたいときにおまじないや縁起を担いでうまくいくようにするということがあります。何かしらの行動に出て、幸運に導かせるというものです。最近では節分で恵方巻をその年の恵方（幸せを呼ぶ方位）に向かって食べるという風習があります。よいとされているものや考えにあやかり、厄除けや幸運を手にすることができるのです。こうした行為はおまじないの類としても取り入れられていて、恋愛に効くおまじないというものも存在します。恋愛にきくおまじないをシチュエーション別にご紹介します。
片思いが両想いになるおまじない
空を飛ぶ鳥をおや指と人差し指で作った輪を通して見るというものです。飛ぶ鳥の姿を指で作った輪を通して見届けたらその手を握ります。そして握った手に好きな人と両想いになりたいと願いを込めます。片思いの人に自分の気持ちを伝え、気付いてもらうように仕向けるのです。この思いを今目にした鳥が届けてくれるとのおまじないです。自由にはばたく鳥にあなたの思いを託して恋が愛へと変わることが期待できます。白い鳥などは特に縁起がいいとされているので、ぜひ試してみるといいでしょう。また、好きな人の生まれた年が記された五円玉に赤系の色の糸で鈴を付けて携帯するというものもあります。好きな人の生年月日の数字にまつわるものを身につけたり、集めたりするとその人の気をこちらに向けさせることにつながるので、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
復縁が叶うおまじない
手のひらサイズの黒と白の短冊を用意して赤い糸で両端をぬうというおまじないです。黒の短冊に上から「夜」と記し、復縁したい人の名前と誕生日を記してその人の写真を貼ります。白の短冊には上から「昼」、続けてあなたの名前と誕生日を記し、その上からあなたの写真を貼ります。その短冊を赤い糸でぬうことで再び縁が戻るとされています。短冊作りは照明を消してろうそくの火だけの明かりだけですると、より念力が強くなるとされています。
略奪愛のおまじない
用意するものは赤の色紙です。そこに好きな人と付き合っている人または、恋愛の恋敵となる人の名前を書きます。その紙で鶴を折ります。折りながら名前を書いた人が好きな人のもとからいなくなることを祈ります。言葉に出して「彼は私のもとにやってくる。あなたは違う人との幸福が待っている。この祈りで連れて行ってあげる」と思いを込めることです。折った鶴は次の日の日没までに高いところから飛ばします。今の三角関係をそれぞれが正しい人との恋愛に向かえるようにするおまじないです。決して恋敵を恨むようなことはせず、本当の運命の人は別にいるということをわからせるのです。略奪愛というと後腐れが残ることが気になりますが、お互いが納得のいく形で納まることが大事です。その思いも忘れないようにしましょう。
恋愛は相手がいてその周りに複雑に絡み合う人間関係があります。こうした関係のなかでどう相手と距離を縮めていくかにあります。乗り越えなくてはならない壁はいくつもあり、そこには意志の強さであったり、忍耐強さであったりが求められます。護符やおまじないは自分の信念を強くすることにもなり、持ち続けること、やり続けることで好きな人への愛を再確認させることにもなります。一途な思いが見えない力を呼び起こし、まさに奇跡と言える恋愛成就となるのです。叶わないとされる恋愛に奇跡が訪れるときの主役はあなたです。
