パワーストーンは、部屋のアクセントとして、手頃なアクセサリーとして、占いなどのための必須アイテムとしてなど、日常生活に浸透しています。ただ、パワーストーンの持つ効果をしっかりと吸収するにはそれなりの知識が必要です。ところが、ただの石や宝石とパワーストーンの違いに関する理解は、その人気ぶりほどは深まっていないようです。そこで、手持ちのパワーストーンから得る効果を上げ、さらには今後手にするかもしれないパワーストーン選びのヒントにもなる、パワーストーンの正しい扱い方や手入れ方法を見直してみましょう。
1. パワーストーンをキレイに保つ
金や銀、宝石などのアクセサリーは定期的に消毒したり磨いたりといったケアを行います。パワーストーンは、見た目には汚れにくい硬質な石に見えますが、実は同じようにケアが必要です。手に触れ、肌に着けるなら、その後には清潔な布で拭いたり、時には水やぬるま湯、薄めた家庭用中性洗剤などで優しく洗ってあげましょう。手垢のついたパワーストーンよりもキレイで清潔なパワーストーンのほうが、当然そのパワーを強く発揮してくれます。
2. パワーストーンのパワーを高める
パワーストーンはその名の通り特殊な力を持っています。でもその力、どんな状態であってもいつも同じように放出されているわけではありません。そこは人と似ていて、酷使されれば疲れもし、雑に扱われればやる気を失います。また、どんなにパワフルなパワーストーンもパワーを放出しっぱなしでは力切れしてしまいます。そこで、パワー高め、それをキープするために心がけるべきことがあります。それはパワーストーンにパワーを吸収させること。もっとも簡単な方法が月光浴です。満月の夜には窓越しに月の光をあて、しっかりとパワーチャージをさせましょう。
3. パワーストーンと同調する
パワーストーンに十分なパワーを発揮してもらうには、パワーストーンがパワーを発揮しやすい環境を作ってあげることも大切です。例えば、パワーストーンが近づきたがらない負のパワーが満ちているスポットなどには連れていきません。パワーストーンの置き場も、快適な場所を探してあげる必要があります。パワーストーンは石ですが、そのパワーゆえに持ち主、置き場所、使われ方を選びます。パワーストーンの立場になってシンクロすることが、そのパワーをより大きく得ることにつながるのです。
4. パワーストーンを休ませる
たくさんのパワーを発揮したパワーストーンは必ず休ませてあげましょう。恋愛や仕事や学業など、何かの願掛けをしたパワーストーンはその願を果たした時にはかなりのパワーを使い果たしています。それがたとえ最高によい結果ではなかったとしても、パワーストーンは最悪の結果にならないように力を尽くしてくれたはず。その疲れを取るためには休養が必要です。キレイに洗い清めた後、光を通さない袋に入れて数日から1週間、または次の満月まで休ませましょう。そうすれば、その後再び月光浴を繰り返し行うことで、パワーを徐々に取り戻していきます。
5. パワーストーンとの相性を知る
これからパワーストーンを手に入れようと思っているなら、自分との相性のよいパワーストーンを見つけることが大切です。ただ、「キレイ」とか「安い」で選ばず、実際に手に持って手の平から感じる「何か」を探しましょう。心をパワーストーンに集中させながら触れていくと、相性のよい石に出会った時にそれを感じ取ることができます。それは例えるなら、一目惚れのような感覚です。それが難しいと感じる人は、誕生日が教えてくれる自分の保護石を参考にするといいでしょう。
パワーストーンはその扱い方次第でパワーの大きさも発揮力も変わってきます。大切にするのはもちろんですが、正しい方法でケアすることで、すでに持っているパワーストーンのパワーを高め、相性をも高めることができます。まずは、手持ちのパワーストーンを手の平に乗せ、または手で触れてその石の状態を探ってみようと試みるところから始めます。時間をかけてパワーストーンとシンクロしていくと、どんなケアを必要としているかを感じ取れるようになり、そこからより大きなパワーを受け取ることにもつながっていくでしょう。
