意図せず見る夢に何かの意味を考えてしまう。脳裏に焼き付けられる強烈な夢を見たときなど特にそんな傾向にあるのではないでしょうか。夢の内容が日常の生活にどう影響があるのか。夢占いで見えてくることがあります。日常の生活で影響があるもののひとつに人間関係があります。見た夢の内容から人間関係が占えて、自分の置かれている状況や精神面が浮き彫りになってくるのです。気を付けなければならないのは、ネガティブな人間関係が見え隠れしている夢です。夢占いでは「こんな夢を見たら人間関係に注意」という夢があります。知っておけば、夢を見た後の周囲との人間関係に注意を払えるようにもなるでしょう。そんな人間関係に注意を促すべき夢の内容をご紹介します。
指が傷ついたりケガを負ったりする夢
指は日常でものを持ったり、細やかな動きをしたりと無意識に自分の意思が伝わる機会が多いパーツです。ものを掴んだり、移動させたりと自由自在に動かせることでストレスなく過ごせるものでもあります。そんな指が傷ついたりケガをしたりする夢を見るのは、人間関係に気を付けたいところです。指を骨折して完治まで時間がかかるなど人間関係の複雑さを物語っているでしょう。指をケガする夢は、不安や恐怖を象徴していると言われます。無意識に周囲との人間関係におっかなびっくりになっていることがあるかもしれません。苦手な人、近寄りがたい人とのトラブルが指のケガの夢を見ることによって現実化することにも注意です。また指のケガにおける具体的なシチュエーションとして、サボテンの棘が刺さる夢があります。棘が指に刺さるとチクチクとした痛みを覚えます。軽はずみな言動が人間関係に亀裂を生じさせる前兆という見方があり、戒めたいところです。指のケガの夢を見たからには、気を付けたい人物との距離感や周囲との対人関係を今以上にケアしていく必要があります。
誰かをおんぶしている夢
子どもの頃は、親などにおんぶされた経験があるでしょう。そのおんぶにも夢占いで、人間関係の良し悪しが見え隠れしています。ここで気を付けなければならないのは、自分がおんぶしていておぶっていた人が重たいときの夢です。夢占いでは、おんぶしていた人が重たく感じたときは、その人との人間関係が心身ともに辛く、追い込まれていることを示唆します。例えば職場の上司をおんぶしていて背中に重くのしかかっているときは、その上司から重圧や不条理な要求に耐えている状況と言えるでしょう。自由に歩けず、上司という重石を背負っていることにストレスを感じている状態です。おぶっている人が恋人であった場合は、束縛や相手の思いの強さに困惑していることが言えます。自分がおぶっている人がどんな人でどれほどの重さを感じるかで、その人との人間関係の難しさが把握できます。そんな夢を見たときは、その対象の人との人間関係に何らかの改善の策を考えてみてはいかがでしょうか。
開かない貝の夢
砂浜で見つけた貝がなかなか開かず、困っている夢です。その状況は自分の殻に閉じこもり、ふさぎ切ってしまっている心情を描写しているものです。周りの人間が自分を認めてくれない、受け入れてくれないという不満があり、そんな不信感から身を守ろうと殻にこもっている状況です。頑なにその姿勢を崩さないままであれば、状況は変わりません。どこかで歩み寄ることが必要であるとの見方をしてもよいでしょう。
人間関係を示唆する夢占いで夢の特徴を把握し、その後の日常生活に役立てていきましょう。自分の見た夢はどんな兆候があるのか？夢占いにはきっとその答えがあるはずです。
