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内なる旅へと出発しよう

タロットカード占いのおすすめリーディング

タロットいえば、近い未来を知るのに適した占いの方法。クラシックな定番から、現代風のアレンジを加えたものまで、カードの種類が豊富で、なじみやすい占術だと思います。しかし、せっかく手に入れたカードなので、もっと広い視点で活用するのもおすすめです。自分を知るヒントが隠れています。

カードを見て、今の自分をイメージする

タロットの意味を読み取れば、今、自分がどんな状態でいるかわかります。22枚の大アルカナを用意して、十分にシャッフルしたら、カードの表を下にして、ひとつの山にまとめましょう。それを扇形などに広げ、カードを1枚選びます。カードに質問を問うのではなく、自然な気持ちで、「今の自分について」を念頭に1枚、引いてみましょう。正位置・逆位置にはとらわれず、「カード・イコール・自分」と考えて意味を読み取っていきます。

例えば、戦車が出たら、目標に向けて前進する気概がありそうです。自分で気づいていなくても、潜在意識にそういう気持ちがあると考えられます。もしくは、勇み足過ぎて、反省の気持ちがどこかにあるかもしれません。また、出たカードが女帝であった場合は、現在、シングルでも、心の底では結婚を望んでいるのかもしれません。女帝には贅沢な生活の意味もあるので、そういった環境に身をおきたいと思っているふしもあります。「カード・イコール・自分」で、自分が自覚していない面にどんどん気づいていく。これが目的です。何かを選択するときなどに、このような「心の声」に耳を傾けてみると上手くいくことがあります。

自分の意識を深く探る

1枚のカードで今の自分を知ることに慣れたら、次は「なぜ、そうなったのか」とカードに軽く問いかけるようにして2枚目をめくってみると、より理解が深まると思います。1枚目が「戦車」で、前進することに意識が向いていて、2枚目のカードが「吊るされた男」であった場合、過去に自分を抑え込んだ時期があり、その反動で勢いよく動きたいと思っているのかもしれません。2枚目が「星」であれば、長い間の願望が潜んでいそうです。このようにカードが自分を投影していると解釈していくのです。

人によって微妙に違うカードのとらえかた

このタロットのリーディングは一人で行ってもいいし、何人かのグループでワークショップ的に行っても、新鮮な発見があると思います。各自の解釈を聞くうちに、自分とは違う視点を学べます。タロットに対する感性がより高まるでしょう。

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