自然の中から生まれ、強いエネルギーを秘め、持ち主に同調するかのように力を貸してくれることもあるパワーストーン。力(効果)の内容は様々で、当然、自分の夢を叶えてくれそうな石の種類を選んでいると思います。そして、実は石の種類だけでなく、その形や組み合わせる金属でも、もたらされる力に違いがあるのです。自分の願いが叶いやすい石の形、そして組み合わせる金属を選びましょう。
石の形はいろいろある
天然の状態に近いものから、人工的に整えられたものまで、パワーストーンにはいろいろな形が存在します。同じ種類の石でも形や大きさが違えば、感じるパワーも違います。
丸・球体
バランスのとれた形が象徴するように、完璧さや安定感、調和した状態を望むときによい形です。オールマイティーに作用する面もあり、「とりあえず何か石が欲しい」というときに選んでも大丈夫。アクセサリーとして使用するほか、小さな袋などに入れて持ち歩きやすい形です。
ハート型
恋愛関連に威力を発揮する形。人を癒す力も備えているので、疲れているときにそばに置くと、気持ちが安らぐでしょう。
楕円型
丸や球と同じく安定感があり、のびやかな向上心も備えています。知的な作業に取り組むときなどに、よい影響をもたらしてくれます。
ピラミッド型
集中力を高めて、上昇気流に乗れるように導いてくれます。エネルギーを集める力が強いので、達成したい目標があるなど、頑張りたいときにおすすめです。
逆三画型
自己探求したいときに使いやすい形です。
四角型
堅実で安定した状態をもたらします。小ぶりなものは、ペンダントトップなどに加工して身に着けやすいでしょう。
卵型
クリエイティブなエネルギーをもたらします。アイデアが欲しいときに石を眺めるような使い方もおすすめです。気持ちをリフレッシュしたいときにも使えます。
原石
加工されていない原石は形の影響を受けない分、石そのもののパワーがごく自然に出てくるといわれます。
クラスター
アメジストや水晶でよく見かける、石の集合体。浄化作用が強く、部屋などを浄化するほか、他のパワーストーンを浄化するときにも使えます。
金属もそれぞれパワーを持つ
ペンダントの鎖や、指輪の台座など、石と組み合わせる金属の種類も効果に影響します。もちろん、見た目が好みであることも大事ですが、金属ごとの性質を覚えておくと役に立ちます。
金
金は石にパワフルなエネルギーをもたらします。石を活性化させたいときに使うとよさそうです。色も一般的な金色以外に、ホワイトがかった色やピンクがかった色などいろいろとあり、選びやすい素材です。ただし、「石の状態がアクティブすぎるのは苦手」という場合は、避けたほうが無難かもしれません。
銀
金に比べるとおとなしく、持ち主の精神的な部分に働きかけるように作用します。安定したおだやかなパワーに支えられたいときにおすすめです。
プラチナ
プラチナも金のようにエネルギッシュな素材です。石のパワーを引き出し、ダイナミックに放出するでしょう。前進する勢いが欲しいときに身に着けるとよさそうです。
以上、主な傾向を取り上げました。石の種類×形×金属で、無数の組み合わせを楽しめるのがパワーストーンの世界です。数が多いので、たくさん集めたくなりますが、まずはお気に入りの数点にしっかり絞り込んで、その石たちを十分に可愛がるようにしましょう。すると、色が魅力的に変化するなど、自分と出会った石が反応を返してくれるようになることがあります。石が自分のパートナーになったことを実感できるでしょう。