単純でわかりやすいのが12星座占いですが、各星座をじっくり掘り下げると、意外な性格や感情が隠れているのがわかります。サラリとした中性的な魅力を放つ「水瓶座女性」についての考察です。
男女の区別にとらわれないクールな合理主義者
水瓶座の女性は外見が整った美人系だとしても、女っぽさを感じさせない中性的な雰囲気をまとっています。物事を合理的に考えるのが得意で、あまり他人に影響を受けない個人主義者でもあります。一見、冷たいタイプに見られることもありますが、人間的な温かみは持ち合わせています。ただ、特定の人に肩入れする度合いは低めで、周囲の人や出会う人にわけへだてない優しさで接します。男女の区別もあまりなく、「人間は皆、一緒」と思うことが多いのです。また考え方が進歩的で、型にはまらない面があるので、人によっては倫理観の欠けた恋愛を繰り返すなどしがちです。周囲に白い目で見られても、たいして気にしません。「自分は自分」というマイペース精神が宿っています。
高い能力を備えている
感情に流されにくい水瓶座の女性は論理的に物事を考えることができ、仕事などにその能力を活かせます。また、個人主義ですが、ラクな方向に流れるのではなく、自分が選んだことに対しては人並み以上の努力ができるでしょう。他人と交流しなくても、一人でコツコツ勉強できるので、たくさんの能力が身に付きます。結果として会社で重宝されたり、周りから注目を集めたりしそうです。そうなっても、鼻高々にならず、いつも通り冷静なのがまた評価が高い点です。
こだわらないようで、こだわる
頭が良く、サラリとした水瓶座の女性ですが、生きていく上で少しやっかいな性質も持ち合わせています。その代表がガンコさ。双子座や天秤座と共に風のグループに区分される星座で、一見、気楽でこだわりが少なく見えますが、水瓶座の男女はガンコです。風の星座の理屈っぽさと、不動星座のこだわりの強さが合体して、自分の考えを譲らない性質になりがちです。しかも、自分が決めた信念を一人でも守るといったパターンだけでなく、人とのやりとりにまで固執します。例えば、彼氏とケンカしたとき、「なんとなく」仲直りするというのが、受け入れられず、白黒ハッキリつけたがります。相手が躊躇してもお構いなしで、自分が納得できるまで首を縦に振りません。相手は辟易するでしょう。このガンコさがものづくりなどに向かったときは、妥協のない完成度の高い作品が仕上がりそうですが、そんなシチュエーションばかりではありません。
張り合わないタイプの友だちと交流を
つまり水瓶座の女性は、もう少し柔軟さを身に付けると生きやすくなります。自説にこだわらず、人の意見にも耳を傾けましょう。急には無理でも、少しずつ自分を変えることは可能です。方法の一つとして挙げられるのが、お手本となるような柔軟さを備えた人物と友人付き合いをすること。自分を主張しないで、周囲に合わせたり、譲ったりする姿を見て、最初は違和感を抱いても、そのうち「自分も見習わなくては」と思うでしょう。そこからがスタートです。
