結婚願望があると、夫婦生活はさぞかし幸せだと感じるものです。でも実際は、いつまでも円満が続くとは限らないようです。中には、「結婚して後悔した!」と感じる夫婦も多いとか……。もちろん、離婚に至る夫婦は別ですがいまだに別れず、夫婦を続けている二人の中でもこのように内心感じている夫婦はいるようです。では、どうすればこのようなことが回避できるのでしょうか。まずは、結婚を後悔した理由を見ていきましょう。
「結婚して後悔した」と感じるシーンって?
世の中の夫婦の中には、「結婚して後悔した」と感じる夫婦が確かにいます。その中でも、多いシーンを確認しておきましょう。
スピード婚・できちゃった婚で結婚そのものを後悔…
結婚といっても、長年の大恋愛の末に結婚したカップル、スピード婚したカップル、できちゃった婚など、さまざまなパターンがあります。しかし、中でもあまりに早いスピード婚ややむをえないできちゃった婚は、後悔しやすいといわれています。当然、よく結婚を吟味する時間がないので、失敗する可能性が高まるというわけです。とくに後悔するのが、相手の親族のことをよく知らないまま結婚してしまったとき。結婚は、恋愛関係とは異なり、家族間で行われるもの。そのことを結婚してはじめて強く実感し、「結婚てそうじゃないんだ」と後悔することが多いようです。
家事負担の割合を話し合わずに後悔…
今は共働き夫婦が当たり前のようになっていますが、家事の負担率は夫婦によって異なります。もし、旦那さんが「家事なんて一切やったことのないお坊ちゃんタイプ」だったり、「男が家事をするなんてありえない古臭い考えの持ち主」だったりした場合、計算が狂ってしまうかもしれません。一人で家事を負担しなくてはならず、家事と仕事が両立できずに「結婚しなきゃよかった」と後悔するケースです。
コミュニケーションに問題があることが発覚して後悔…
夫婦になれば、当然毎日の会話が大切です。コミュニケーションが円滑に行えなければ、毎日、つらい思いをするでしょう。でも、恋愛中には分からず、結婚後、互いのコミュニケーション下手が発覚することがあるようです。例えば、ちょっと嫌なことがあると口を利かなくなる、一方的に相手に言いたいことを言って、相手の話を聞こうとしないなどの問題です。こうしたコミュニケーションのすれ違いが起きるたびに、「この相手を選んだのは間違いだった……」と深く後悔するようです。
結婚を後悔しないための予防法!
これらの後悔のパターンを知ると、誰にでも起き得ることであることが分かりますよね。では、このような後悔を防ぐためには、どうすればいいのでしょうか。大切なのは、後悔しないために、結婚前にやっておくべきことをやることです。そして、聞くべきことは聞く。シュミレーションすべきことはシュミレーションすること。これが大事といわれています。例えば、「相手を将来、養っていけるか?」「相手のおむつを変えられるか?」ということを自分に問いかけてみてください。夫に対して、一人の人間として愛情を注いでいれば、将来、夫が無職になっても、夫に介護が必要な状態になっても、後悔することはないといわれています。自分の中で、ぜひシュミレーションしてみてください。そして、隠し事をなくすことも重要です。思い切って、何か隠していることはないかと相手に確認しましょう。意外と苦手な食べ物や人には言えない習慣などが出てきて、相手の知らなかった弱さを知ることができるかもしれませんよ。
今まさに結婚直前という人は、もう一度これらのチェックをしてみましょう。そして、後悔しない結婚をしましょう!