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意外と伝わってない!?

パートナーに気持ちを伝える2つのコツ

あなたは、パートナーと普段、接するときに、「あ・うん」の呼吸を感じたり、「言わなくてもわかってくれているのはあなただけ」という思いを抱いたりすることがあるでしょうか?もちろん、絆の深い夫婦や恋人同士であれば、このように理想的な関係になれることがあります。しかし、それがいつも、どんなことでも、相手に伝わっていると思ったら大間違い!実はあなたの思い込みということもあるのです。そこで、「相手に伝わっていると思っているけれど、実際は意外と伝わっていない」事実を知り、その回避策をご紹介します。

意外と伝わっていない事実を知ろう!

いくら愛し合う夫婦であっても、他者であることには変わりありません。超能力者でない限り、相手と常に以心伝心していることは不可能です。心理学の中で、「透明性の錯覚」という言葉があります。これは、自分の思考や気持ちを、相手が理解していると思い込んでいる状態のことを指します。もちろん、ある程度は伝わっていることがありますが、それが「相手は完璧に分かってくれている」と思い込みすぎると、事実に反することになります。それが「錯覚」と呼ばれる理由です。透明性の錯覚が起きる大きな原因として、自己中心的にものごとを見過ぎていることがあるといわれます。また、恋愛においては、嫉妬が相手に伝わっていると思ったけれど、案外伝わっていなかったことからすれ違いが始まり、やがて関係が終わるということがあるといわれています。このように、伝わっていないことを伝わっていると勘違いしつづけると、パートナーとの関係も危ぶまれてしまいます。

パートナーにきちんと伝えるコツ2つ

「私の思い、意外と伝わってないかも……?」と感じたら、ぜひパートナーとのコミュニケーションを一度見直してみてはいかがでしょうか。そこで、パートナーへの愛情表現や普段の会話で、きちんと伝えるためのコツをみていきましょう。

「ありがとう」をしっかり言葉で伝える

「ありがとう」の言葉は、たった5文字でも、夫婦円満を続ける非常に重要だといわれています。「愛してる」「好きだ」などの言葉よりも、ずっと愛情が伝わるといっても過言ではありません。実際、自分がパートナーに「ありがとう」と言われたときをイメージしてみてください。嬉しいですよね!そうなんです。親密になればなるほど、身内になればなるほど、「ありがとう」って嬉しいものなんですよ。もちろん、気持ちがこもっていない「ありがとう」は見抜かれてしまいます。感謝の気持ちをしっかりと込めて、普段からサッとこのセリフが出るようになればいいですね。

数字で伝える

親しい間柄になると、どうしても表現があいまいになります。だんだん、数字を使って正確にものごとを伝えることが億劫になってくることもあるでしょう。しかし、これを続けていると、お互いにすれ違いが起き始めます。例えば、夫とランチを食べるために、昼に外で待ち合わせをしたとします。妻が「じゃあ、昼にデパートの前で待ち合わせね」と伝えたら、夫は昼の12時半にかけつけました。妻は「昼」といえば「12時ぴったり」であることは当然だと思って「昼」と言ったのですが、数字を使わなかったために、夫は「昼」を曖昧に解釈し、12時半という中途半端な時間に来てしまったのです。曖昧で抽象的な言葉は、これだけすれ違いを生み出します。ぜひ数字を使った、正確な言葉を使うようにしましょう。


思い込みって本当に怖いですよね。伝わっていると思いきや、実は伝わっていないことっていっぱいあるんですよ。ぜひこれらの2つのコツを駆使して、今からコミュニケーションをやり直しましょう!

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