初恋は誰にとっても貴重な思い出です。それが実ったかどうかや、今も続いているかどうかとは関係なく、初恋はその人のその後の人生にも影を落とすことがあります。少し大げさなようですが、初恋の内容次第でその後の恋愛事情が変わってくるのは事実。あまりに初恋が大きく重たいものだったために、いつまでもそれを引きずって次の恋がうまくいかない「ファーストラブシンドローム」にかかってしまう人もいるほどです。でも、そのままでは新しい恋を楽しめません。そこで、この「ファーストラブシンドローム」から抜け出したい人のためにカギを3つご紹介します。
1. 初恋と向き合う
初恋の相手に対する恋い焦がれを捨てきれない人や、初恋そのものの楽しさや苦しさなどにはまって抜け出せない人は、初恋という過去を一度じっくりと見直してみましょう。例えば、初恋の人に会いに(見に)行くことで、その相手を美化している自分に気づけることがあります。また、その初恋を近くで見ていた友人に、当時の自分の様子を聞いてみるのもいい薬になります。恋に酔っていた恥ずかしい自分を指摘されるかもしれません。幼い恋であればなおさら、今思えば恥ずかしい言動でいっぱいのはず。本来なら初恋は心の中の引き出しに大切にしまっておいて、時々甘酸っぱい思いとともに懐かしむべきもの。初恋と今やこれから先の恋愛、どちらが大事かを天秤にかけてみましょう。これからが大事!と思うなら、過去と向き合って、初恋への執着の元になりやすい「美化」された部分を取り払うことで、初恋を過去のものとして片づけられるようになるでしょう。
2. 同類彼とつきあう
同類とはいっても、同じようにファーストラブシンドロームにかかっている彼を見つけ出すのは難しいかも。でも、過去の恋にとらわれている男性まで少し幅を広げると該当者が増えます。バツイチさん、彼女と別れた(ふられた)ばかり、片思い中、そんな彼と、親しい友だちとしてでも、恋人としてでも、付き合ってみましょう。あなたがファーストラブシンドロームであることを告白すれば、お互いに過去を引きずる者同士という安心感から、意外にも新しい形の恋が生まれるかもしれません。あなたが告白しない場合には、過去ばかり振り返る相手の姿に自分を重ねることで、「だめだわ、このままじゃ」と気づかされるかもしれません。
3. 占いや霊視で初恋の後先を知る
初恋という過去に縛られている時、人は今の自分を冷静に見ることができなくなっている可能性があります。そんな時には、人の過去や未来を見通したり予言したりすることのできる人を頼ってみましょう。あなたの初恋や初恋の相手がこの先のあなたの人生にどう関わってくるかは占い師に尋ねることでみえてきます。また、あなたの中でなぜ初恋がそれほどまでに大きい存在なのかは、霊能者による霊視を受けることで、思いがけない理由が判明することがあります。占い師や霊能者の助言に頷ける部分があり、それに従って行動することができれば、その時あなたのファーストラブシンドロームは解消しはじめるはずです。
いかがですか?初恋が叶う人もハッピーエンドになる人も多くはありません。初恋の相手と一生を添い遂げられる人はほんの一握りです。その事実を理解してはいても、誰もが多少は初恋に引きずられてしまうものなのです。でも、あまりに引きずりすぎると、その後の恋愛生活が色あせて見えてしまいます。冷静になってみれば、叶わない恋のために今のそして未来の恋のチャンスがつぶされてしまうなんて、そんなもったいない話はないはずですね。少しでも早く初恋の呪縛から逃げ出しましょう。そう、初恋は時折懐かしいなと時々思い出すくらいがちょうどいいのです。