共働きの夫婦が増える中、どうしても妻は手料理に時間を割きにくくなりますよね。でも、それでも夫や子どもに「手抜き」と思われたくなくて、なんとか手抜きに見えないように工夫している妻もいます。でも、その工夫、実は「手抜き」「ズボラ」と即座にバレているのをご存知でしたか？夫が口に出さずに「美味しいよ」と言ってくれているなら、あなたのがんばりを知っている優しさから。あなたは普段、こんな手抜き料理していませんか……？
買ってきた惣菜をあたかも自分が作ったかのように見せる
これはあからさまにバレるズボラ料理です。「これ、自分で作ったの」と言うのはさすがにバレバレなので、さりげなくおかずに混ぜ込むといったことをする妻もいるようです。でもこれ、実はばれているんですよ！なぜなら、見た目は分からなくても、明らかに味が違うからです。特に家族は、あなたの味をよく知っています。ちょっとした味の違いを、敏感にかぎわけるのが、家族というものです。
実質、夕食しか料理を作っていない
これは時短テクともいうべき、優秀なアイデアでもあります。でも、夫からすれば「手抜き」「ズボラ」に移る可能性があります。その方法とは、まず、夕食にしっかり料理をします。そのとき、翌日の朝食やお弁当に入れるものも一緒に作ります。ここまでは一般的な主婦が行っていることでしょう。ここからがズボラなのです。朝食は、明らかに夕食の残り物だけで占められます。変わるのはご飯がパンになるくらいです。さらに、お弁当も夕食そのまま。朝は調理をしないため、夕食の残り物をそのまま入れるのです。朝も昼も、結局は夕食なのです。つまり、一日一食分のおかずしか食べない家族というわけです。よく考えると、これって手抜きそのものですよね。
ソースやドレッシングだけは手作りする
これはバレてもちょっと可愛い妻の努力を評価してくれそうなパターンかもしれません。よく揚げ物や加工品などの惣菜を、スーパーやデパ地下で買ってくることがありますよね。そんなときも、「今夜は手抜きか」と思わないように、上にかけるソースやドレッシングは、お手製のものをつくるという努力をする妻がいるようです。確かに努力は認めたいものの、これはやはり手抜きです。むしろ手抜きをソースやドレッシングでごまかそうとしているようにしか思えないことも……。ソースをつくる労力を、ぜひ他の一品づくりに活かしましょう。
ちゃんとハンバーグをミンチから作ったのに…
中には、自分では決して手抜きではない料理でも、「手抜き」「ズボラ」と思われてしまうこともあるんです。例えば、ハンバーグをきちんとミンチからこねて肉だねを作り、フライパンで焼いて作ったとします。そして、サラダを作って、ご飯に味噌汁を用意して……。普通にまともな食事ですよね。でもこれ、人によっては「手抜き」「ズボラ」料理と思われてしまうこともあるのです。「どうして？」と思った人は、周りを見てみましょう。夫の会社の社員食堂のメニューよりも、単純化してしまっていませんか？妻の料理に期待されているレベルは、もっともっと上がっているんです。家庭科の調理実習のようなメニューで満足できるのは、新婚当初だけ。世知辛いですが、それが現実です。
手抜き・ズボラと思われないためには、ネットや料理本でレシピを見て、毎日楽しく、バラエティに富んだメニューを作ることがポイントです！これで、夫も子どもたちも心から「やっぱりお前の料理は美味しい」「ママの料理はおいしい」と言ってくれるようになりますよ。
