「友達に戻りたい」なんて理由で別れるカップルは少なくありませんが、実際にそれで別れてからも友達として仲良くできるかどうかというと、非常に難しいものがあります。そう言って別れたものの、結局その後もごたごたがあって、最終的に最悪な形で縁が切れたり、気まずいままフェードアウトしたりした経験が、あなたにもあるかもしれません。でも、世の中には「別れてからも友達でいられる人達」がいるのも事実。せっかく気心知れた異性なんですから、別れてそのまま終了なんてもったいないですよね。では、どうすれば別れた後も友達でいられるのでしょうか。今回は、別れた彼と友達でいるために抑えておくべき3つの方法をご紹介してみようと思います。
方法1別れ際に嘘をつかない
別れた後も友達でいたいと思うなら、別れ際はしっかりする必要があります。あなたがもし、別れの理由に嘘をついたり、何かをごまかしていたりしたら、それが発覚した際、彼はあなたを人として信用できなくなってしまうでしょう。もし他に好きな人ができたとしたらそれをハッキリ言う。彼との将来を考えられなくなったら、こういう理由でそう思った、と言う。そういう部分をしっかり伝えて、彼の言葉にもしっかり耳を傾け、情に流されないながら、相手をひとりの人として扱い、誠意ある別れ方をすべきです。付き合いたての頃は恋愛感情で胸がいっぱいになりますが、そういう期間にはお互いの本性は見えてきません。むしろ「もう駄目だな」って思った先の、別れ際こそ人の本性が現れるものです。終わる相手の気持ちを考え、自分を守る嘘をついたりせず、しっかり別れを済ませなければ、その先の関係はないと言っても過言ではありません。
方法2しばらく冷却期間を置く
好き同士で付き合っていたふたりが別れるわけですから、振る方、振られる方、どちらにも情や未練が残っているはずです。だから、そんなふたりが恋愛や性を抜きにしてもう一度人間関係を再構築するためには、恋愛で繋がっていた関係を一旦リセットする必要があるでしょう。別れてからもダラダラと同じように遊んでいたら、それはだらしのない関係になってしまいます。そうならないためにも、しばらく冷却期間を起き、余計な情や未練を殺すようにするのは大事なことです。ある程度の期間は会わないようにして、それからまた親交を再会すれば、きっと彼もちゃっかり次の恋に進んでいたりして、近況報告を交わしながら当時を振り返ったりする心の余裕が生まれます。「3ヶ月は距離を置いて、その後でまた一緒に飲みましょう」くらいキッパリすると良いかもしれませんね。
方法3都合のいい甘え方をしない
あなたに新しい恋人ができて、その彼と喧嘩をしてしまった。そんな時に「友達に戻ろう」と言ったはずの元カレに甘えてしまったりすると、よくありません。きっと元カレはあなたを受け入れてくれるはずですが、同時に付き合っていた頃の恋愛感情をふたたび蘇らせてしまうはず。あなたの中にもそれと似たものが芽生えてしまうでしょう。ですがふたりはもう別々の道を選んだ同士。そういった感情を芽生えさせるのは決してよくありません。もちろんそれは彼も同様。もしふたりが別れたあとも良好な関係を継続させたいと願うのであれば、お互いに「都合のいい甘え相手」にならないよう、そこはしっかり線引きをすべきです。恋人の代替にはしないようにして、お互い独立した相手として接しましょう。
いかがだったでしょうか。今までこうしようとして失敗した経験がある方は、いくつか心当たりが思い浮かんだかもしれませんね。お互いを大切な相手だと思うからこそ「別れた後も友達でいたい」と思う一方、それは情や未練と紙一重であるとも言えます。あなたのその気持ちは本当に情や未練ではありませんか？ 彼を都合のいい甘え相手として見なしてはいませんか？ もしあなたがそういった要素をクリアし、彼をひとりの人として見なして新しい関係を築けたなら、ふたりはお互いを誰よりもよく知る貴重な友人を得ることができるはずです。
