いくつもの恋を経験し、仕事も充実してくるアラサー世代の女子。実は年上男性からも年下男性からも、恋愛対象として見られやすい年頃でもあります。20代前半の女子は学生であれば同年代と、社会に出てからは頼り甲斐のある年上の男性に憧れて交際することが多いようです。ところが、20代も後半を過ぎると自分自身に自信がつき、同年代や年上に対するこだわりは薄れ、逆に年下の頼りなさや若さを微笑ましく思えるようになってきます。そんな自信と輝きを増したアラサー女子は、年下の男性にとって憧れの存在にもなり得るのです。では、実際に年上の女子に恋する年下男性たちが、アラサー女子のどのあたりに魅力を感じ取るのか見ていきましょう。
1. アラサー女子の経済力
男性は、恋人が同年代か年下の場合、かなりの確率で「おごる」側になります。特に年若い男性ほど、プライドを守るために「おごられること」や「割り勘すること」に抵抗を感じるようです。これはまた、同年代や年下の女子は自分よりも収入が低いという考えにも基づいています。ところが、恋愛対象が年上女子の場合はこれが少し変わってくるのです。もちろん原則としては、「男である自分が払いたいし払おう」という気持ちは強いのですが、「今日は私のオゴリよ」「割り勘にしましょう」という年上女子の言葉も、実際の経済力が背景にあるため、「たまにはいいかな」と素直に受け取れます。「自分ばかりが頑張らなくても大丈夫だ」と年下男性に思わせる年上女子の経済力。これこそが、アラサー女子の魅力になっているのです。
2. アラサー女子が見せる隙
年下の男性からみたアラサー女子は「大人」。物事に動じることなく、仕事も恋もスマートに扱えそうなイメージです。でも、実際のところそんなわけはなく、アラサー女子だって失敗することも悲しくて泣いてしまうことも、甘えたい時もあります。ただ、それを見せることが減っているだけ。滅多に見せない弱みだけに、それを見てしまった年下男性はそのギャップにドキドキです。普段しっかりしている年上女子が見せるそんな隙のかわいさが、年下男性の心を射抜いてしまうわけですね。
3. アラサー女子の包容力
アラサー女子にとっての年下男性は、10代後半から20代。まだ学生だったり、社会人としてはひよっこだったりする時期です。十分な自信も実力も持てず、でも一生懸命頑張っているのがその年代の男性です。そんな彼らが失敗して落ち込んだ時、理解してくれない年下の彼女や、「情けないわね」と怒る同年代彼女とは違い、年上彼女には「大丈夫よ。まだまだこれから」と励ましてくれるだけの包容力があります。それだけの経験を積んできている年上女子だからこその励ましに、安らぎという魅力を感じ取るのです。
アラサー女子が自然に持つ経済力、隙、そして包容力。この3つが年下男性の心をくすぐる魅力となるのが分かりますね。そして、女子側が年上だからと卑屈になったり頑張りすぎたり構えすぎたりする必要がないことも分かります。ありのままのアラサー女子の魅力に惹かれる年下男性はたくさんいます。ある意味、女子にとってアラサーは年下も同年代も年上も恋愛対象としてバッチリ的にできる最高の時なのかもしれません。