恋は恋人たちのもの。ラブラブはもちろん、ケンカだって二人がして二人が解決していくべきものです。でも、時には誰かのアドバイスが欲しい時もありますね。問題は誰に相談するのがベストかということ。相談内容によって、ベストな人選をしないと、悩みが解決するどころか、膨らんでしまうこともあります。ここでは、恋の悩みを相談する相手の選び方をご紹介します。
1. 親
「親に相談なんてできない」「恥ずかしい」という声もありますが、悩みが深刻であれば、親ほど頼りにある相談相手はいないかもしれません。まず、親はすでに恋愛経験者であること、子どもである自分のことをよく知っていること、絶対的に子である自分の味方であることなどから、適格なアドバイスを得られる可能性があります。ただ、親だからこそ厳しい言葉を聞かされることもあります。それでも、特に結婚などのシリアスな悩みの場合には最初から親を相談相手にするのが、問題解決の早道です。
2. 同性の友だち
恋愛の相談相手として一番高い確率で選ばれるのが同性の友人でしょう。同じような立場に立ち、状況や心情を理解してくれると思えるのが、その選択理由です。ちょっとした痴話げんかなど、悩みといっても愚痴やのろけに近いような内容であれば、同性の友だちは一番の聞き役になってくれます。ただ、深刻な内容の場合には、秘密が漏れたりライバルになったりといった問題が起こる可能性があることも知っておきましょう。
3. 異性の友だち
恋人の気持ちに自信が持てない時には恋人と同じ性別の友人の意見を聞きたくなります。恋人であっても、異性の考えは分かりにくく、でも口に出してききにくい、そんな悩みも恋愛にはつきものです。ただ、異性の友だちのアドバイスを聞くときは、直接会うのは避けるのが無難です。本人たちにその気がなくても、秘密めいた会話はただ事ではない雰囲気を作り出し、見かけた人の誤解を生みやすくなります。メールや電話で相談に乗ってもらいましょう。
4. 兄弟姉妹
親ほど近くないけれど、友人よりは近い。そんな位置づけなのが兄弟や姉妹です。親身になってくれる点では友人よりも高ポイントで、ライバルになる確率は低くなります。家族なので、秘密が漏れにくいという特徴もあります。特に女子にとっての兄弟、男性にとっての姉妹は、恋愛の相談をするには最適な相手です。ただ、誰にでもいる存在ではないのが残念です。
5. 占い師や霊能者
困ったときの神頼みというわけではありませんが、占い師や霊能者もまた良き相談相手になってくれる可能性があります。恋愛の悩みといっても人それぞれです。家族や友人にうまく説明できないような悩みもでてきます。その点、占い師や霊能者は他人であり遠慮する必要がありません。さらにはこちらの説明なしでも、今後の恋愛へのアドバイスを得ることができます。自分でもよく分からないウヤムヤや、自分ではどうにも解決できない悩みがある時には、占い師や霊能者に相談すると突破口を見つけるヒントをもらえることがあります。
人が悩みを誰かに相談する時、実はすでに自分の中では答えが出ていて、それを後押しする一言が欲しいだけともいいます。どんな悩みであっても、最後に心や行動を決定するのは自分ですが、そこへ至るためには心を整理したり、状況判断をしたりする必要があります。その悩みの内容や大きさ、重さに合った相談相手を選ぶことで、自分の決定に自信をつけることができるのです。心にたまった悩みを吐き出す相手を十分に吟味することが、悩みの解決の早道にもなるでしょう。