単純でわかりやすいのが12星座占いですが、各星座をじっくり掘り下げると、意外な性格や感情が隠れているのがわかります。12星座のトップバッター「牡羊座女性」についての考察です。
頼りがいのあるリーダー
戦いの星・火星を守護星に持ち、スピーディで活動的、激情的などの性質を与えられた牡羊座の女性。誰にでも堂々と意見を述べ、かつ人の面倒見がいい面もあるので学校や職場ではリーダー的な存在です。戦いの星ということで多少ケンカっ早い面を持つ人もいますが、逆に温和なタイプもいます。前者はグイグイみんなを引っ張る熱血教師的なリーダーになりますが、後者は同じリーダーでも、パワーを感じさせつつも鷹揚とした雰囲気でみんなをまとめていきます。どちらにせよ、頼りがいのある存在です。
楽天的になれない生真面目な性格
仲間の中心になり、慕われ、頼られるのはうれしいのですが、しかし牡羊座の女性はじつは心の中に不安をかかえています。強い女性で、小さなことを気にしないタイプに見えますが、牡羊座はそれほどハメを外せない星座です。激しくても、どこかカタイのです。だから、取り組んだことに対してしっかり結果が出せないと、外には出さなくても落ち込みます。人のせいにするタイプでもないので、自分の力不足を嘆くことでしょう。周囲はそれに気づきません。
理解されたいのに、自らフイにする
そんな牡羊座の女性はひそかに、自分を支えてくれる男性と出会いたいと思っています。依存心は強くないので、丸ごと助けてほしいとは思わないのですが、ソッと見守ってほしいのです。ただ、理想の人があらわれても、その気持ちを伝えにくいでしょう。積極的にアプローチをかけているわりに、本当の自分を見せることはない、という状態にもなりがちです。いざ、付き合いだしても支えてくれるというより、頼られるばかりで、一人で涙を流すハメになることがあります。
行動は女性が、精神面は男性がリード
そんな牡羊座の女性は、意外とおとなしい星座、たとえば山羊座や魚座の男性に支えられていることがあります。一見、女性がいろんなことを決定し、男性が従うという形になっていますが、じつは男性の存在なしでは女性は思うように動けません。大事な土台、その人がいるからこそ、牡羊座の女性は本来の強みである活力や行動力を存分に発揮することができます。強い女性だからこそ、心の安定剤が必要だと自分で理解しています。表面的にはわかりづらくても、自分のパートナーに感謝の気持ちをたくさん持っているのです。自分の涙の大きさをわかっているのです。
