まずは手相の基本を知っておきましょう。
手相で運勢がわかると言っても、プロでもない人には線の名称すらわかりませんよね。ここでは、手相占いで最も重視される7本の線についてご紹介しましょう。また、手相占いに基づく運勢診断には、「これが正しい!」といったお約束は存在しません。答えは必ずしもひとつとは限らないことを、承知しておいてください。
運命線
この線がクッキリと見えて長い人は、強い意志を持って行動をするエネルギッシュなタイプと一般的には言われています。ただ運命線は人生そのものをはかる線であり、その向きや太陽線との間隔などで大きく意味合いも変化します。
知能線
手の平のほぼ中央を走る知能線は、思考力・判断力・才能・資質などの精神性を図る要素となります。まっすぐ横に伸びているほど、経験に基づいた判断力が向上するタイプです。逆に(右手で見た場合)左下に下がっていくほど、直感で才能を発揮するタイプです。
生命線
知能線と同じで、人差し指の付け根辺りから曲線を描く線です。生命力の強さ、すなわち体力と精神力を総合して健康・寿命・未来への行動力や活力を判断する要素となります。ハッキリと見える深い線であるほど良く、環境に作用されない強さや困難やプレッシャーを克服する力の度合いもわかります。
太陽線
太陽、つまりは貴女がいかに輝けるか、成功の運気をどのくらいまとっているかの判断を行なう線です。人気線とも呼ばれ、周囲からどれほど必要とされているかもわかります。手相占いのときには、運命線とセットで判断される線になります。
金運線
薬指と小指の間、縦に刻まれるのが金運線です。金運・財運・経済力を判断するための線です。この金運線が複数ある場合は、いくつかの収入源を持っていることに。金運線が濃い(溝が深い)ほど、お金への執着が強くなかなか満足しないことを表しています。
結婚線
恋愛運や結婚運を表すのがこの結婚線。感情線に近いほど結婚は早く、小指に近いほど晩婚タイプと一般的には判断されています。この結婚線が、一本ではなく複数ある人もいますが、結婚回数(離婚回数)や恋人の数に比例しているわけではありません。
感情線
小指の付け根の下から、人差し指に伸びていく線が感情線です。上向きに伸びている場合は明るく楽観的な性格を表し、横ばいかやや下向きの場合は物事を悲観的に捉え、どちらかと言えば独りを好む性格です。線がハッキリしているほど、打たれ強い性格だとも判断されます。手相で恋愛運勢を占うときに、結婚線よりも最重要となるのがこの感情線です。