懐かしい顔がたくさん集まる同窓会。お世話になった先生や進路が違ってしまってなかなか会う機会のない同級生たちとの再会も楽しみですが、「あの人は来るのかな？」と胸をときめかせてしまうような相手がいたりしませんか？そうかと思えば、びっくりするような変身をとげた元同級生の姿にドキっとすることも。同窓会には恋の芽生える種がたくさん散らばっています。でもそんなせっかくの芽も放っておいては発芽してくれません。同窓会で久しぶりに会うあの人との恋を芽生えさせるためには整えておくべき条件があります。同窓会前から真っ最中を通して同窓会後までの間に、ご紹介する5つの条件をクリアして新しいのに懐かしい恋を手に入れてみませんか？
1. 目立つ上向き「変化」でアピール
久しぶりの再会で「変わらないね～」という言葉は褒め言葉でもありますが、その反対の意味も含まれています。良くも悪くも変わっていないのです。学生の頃と変わっていないのでは、その頃育たなかった恋が今育つわけもありません。同窓会の前には、自分のどこかに学生の頃よりもずっと良くなっているところを探して磨いておきましょう。「性格」はそう簡単に変えられなくても「しゃべり方」なら注意を払うことで変えられます。また「体型」を大きく変えることはできなくても「髪型」なら簡単に変えられます。化粧の仕方も、思い切って専門店で専門家のアドバイスを聞きに行ってみると、今までと違った自分に出会えるかも。同窓会は数時間勝負です。ある程度分かりやすい上向き「変化」を準備しておくことが大切です。
2. 友だちつながりで探りをいれておく
何年振りかでの再会は、ドキドキを盛り上げるにはいいのですが、相手が既婚だったり何か問題を抱えていたりといった事情を知らずにいると、せっかくのドキドキが台無しになってしまうこともあります。そこで、同窓会の日程が決まったら連絡をつけやすい友人と情報交換をしておきましょう。自分の知らない同級生たちのその後も、ほかの友人は知っていることがあります。特に結婚や離婚などの大きな変化は誰かしらの耳に入っているもの。再会してドキドキした途端の失言で地雷を踏まないためにもある程度の探りはいれておくべきでしょう。
3. 当日は時刻ピッタリに
遅刻することで目立って印象づけるという方法もありますが、これはリスクを伴います。時間にルーズだという印象を持たれてしまう可能性もあれば、いい席を取られてしまう可能性も高くなるからです。だからといって幹事でもないのに、早くからやる気満々でスタンバイしているのも考えもの。一番いいのは時刻ピッタリに「よかった、間に合った！」と登場することです。それなりに仕事や勉強やプライベートが忙しいことを匂わせることもでき、でも時間を守る律義さも見せることができます。
4. 狙いを定めたら周りから
気になる相手にロックオンしすぎて、ベッタリとくっついてアプローチしまくり……そんな状態は、周囲のひんしゅくを買うだけでなく、肝心の相手からもひかれてしまう原因になることがあります。あまりに見え見えの態度を取ると、「合コンか婚活パーティーのつもり？」と思われてしまうのです。同窓会はあくまで旧友たちとの再会を楽しむ場です。気になる相手がいてもそこだけに集中するのはNG。そこで、狙う相手の周りから攻めていきましょう。彼の隣ではなく隣の隣、または真向かいではなく斜め前くらいの席で、彼の隣や真向かいの人と会話を盛り上げます。気になる彼のほうから会話に参加してくるように仕向ける作戦です。このほうが、彼の中の自分の存在感を大きくすることができます。そのための話題は前もって探りも入れて仕入れた内容を有効にいかしましょう。
5. 二人で抜けるのは「待った」
二次会への参加はもちろんOKですが、二人でこっそり抜けるのはオススメできません。こっそり抜け出したつもりでも自然と周囲に知られてしまうことが多いでしょう。二人の気持ちが本物で、その後きっちりと交際をする前提であれば別ですが、その場のノリで盛り上がって「行っちゃおう！」と行動すると、「軽い女」と思われて彼からの評価も下がれば、同級生の間での自分の評判にも瑕がつくことにもなりかねません。同級生である以上、今までもこれからもいろんなつながりを持ち続けます。二人で別行動をするなら、二次会や三次会など同窓会の流れが終了してから。できれば、日を改めて約束を取り付けた方が、「恋」として芽生える可能性は高くなります。
同窓会での出会いは、互いによく知る相手だからこそ、互いの友人がカブっているからこそ、あまりに積極的に出すぎるとお互いに周囲が気になって恋心にストップがかかってしまいます。同窓会では「恋」を一気に燃え上がらせようとするのではなく、同窓会を離れた場所でも育てられるような「つながり」を変化や情報や会話で作り出し、恋心の芽を出させることに的をしぼりこんで、後へとつなげることが成功のもとです。
