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運気アップは気持ちから

運にまつわることわざや格言を知ろう

あなたは日頃、自分の運についてどんな風に感じていますか?「私はすごく運がいい」「最近いまいち、ツイていないことが多い」など、人それぞれ感じるところは異なるはず。でも、運はどうやったら上がるのかなどについて、いまひとつわかっていないところがあるのは、皆共通して思うことでしょう。かつての偉人たちも、運について考え尽くしてきました。その成果が、数々の名言や格言、ことわざとして残されています。これらの言葉を再確認して、運についての真理を少しだけ追求してみましょう。「病は気から」と言うように、運も気持ちから高めていきましょう。

幸運は陽気な門から入ってくる

アメリカのことわざです。これは、日本の「笑う門には福来たる」ということわざにも通じるところがあります。「陽気な」とは、ただ楽天的という意味ではなく、どのような低迷状態にあっても希望を失わずにいれば、どこからか幸運が必ず舞い込んでくるものだということを示しています。前向きに進んでいれば、いずれ運気が開かれるということは、昔から多くの人が感じていたことのようです。

犬も歩けば棒に当たる

ご存知、日本のことわざです。ふた通りの解釈があるのをご存知でしたか?ひとつは、そのままの意味。犬が出しゃばって歩けば、人に棒で殴られるということ。つまり、でしゃばると災難に遭うという意味です。そしてもうひとつの解釈は、犬であってもとにかく動き出せば、何らかの幸運に恵まれるという意味です。先ほどの「棒」は災難でしたが、こちらの解釈では幸運に変わっています。じっとして立ち止まっているのではなく、自分に能力や運がないと感じていても、思わぬ幸運がやってくるということです。

運を待つは死を待つに等し

こちらはそのままの意味です。ただ、幸運を待つだけで、自分は何も努力せず、ただひたすら運任せという態度は、自分の死を待つだけの愚かな行為である。つまり、自分で自分を破滅に追い込んでいる、という意味です。努力し、積極的に行動することでしか、運が開かれることはないことを示しています。

思い立ったが吉日

昔の人は、暦によってその日の吉凶を判断しているところがありました。今でも、結婚の挙式は大安に執り行い、仏滅は避けるなどの慣習が残っています。しかし、何か良いことを思いついたら日取りは気にせず、すぐにでも実行すべきだということ。それは、たとえ暦の上では「凶」の日であってもです。むしろ、そんな日にこそ実行することで吉に転じるというのが、このことわざの意味合いになります。これは、「善は急げ」ということわざにも通じるところがあります。

鴨が葱を背負って来る

鴨鍋には葱(ネギ)がつきものという知識が必要です。もし鴨がネギを背負ってやってくるのであれば、そのまま鴨鍋をおいしく味わえるから、手間がかからなくていいという意味です。これは良いことが重なること、そして好都合であることのたとえです。

怪我の功名

怪我をしても、思わぬところで良い結果になることを示しています。怪我とは、ただ単に肉体的な怪我の意だけではなく、失敗や過失全般を指します。そして巧名とは、何か良いことをして世間から称賛され、名を上げることを指します。自分が犯した失敗が、思わぬ手柄になったという意味合いになります。


運にまつわることわざや格言は、これだけにとどまらず、他にもたくさんあります。昔の人が、いかに自分の運気について考え、試行錯誤しながら実行していたかがわかります。あなたも、迷うことが多いかもしれませんが、ぜひあきらめず、積極的に実行していき、運を切り開いていきましょう。

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