あなたは今、どうしても叶えたい願いを持っていませんか？それは、就職や進学にまつわることかもしれませんし、恋愛や友人などの人間関係、結婚運・子供を産むことなどにまつわることかもしれません。いずれにしても、叶えたい願いを断言し、繰り返し唱えることによって、その願いを確実に叶えていく方法があります。それが「アファメーション」。聞いたことはあるけれど、いまいちむずかしそうでとっつきにくいと思っているのであれば、今こそ知るときです。その方法をわかりやすくご紹介しますので、ぜひ実践を考えてみてください。
アファメーションって何なの？
アファメーション（affirmation）とは、「自己宣言」や「個人的な誓約」を指します。簡単にいえば、自分で自分に言い聞かせる宣言のことです。例えば、あなたが今、とてつもなくお金に困っていて、「自分は貧乏だ」と感じていたとします。すると、あなたが行動するたびに、「自分は貧乏だ」という意識が根底にあるため、高級デパートに出かける気にはなれないでしょう。近所の100円ショップやコンビニエンスストアが性に合っていると感じるかもしれません。けれどもし自分自身に、「私はあふれるほどのお金を持っている」と言い聞かせると、本当にお金持ちになることができるといわれているのです。これが、アファメーションを行う意味です。人が持つネガティブな思い込みも、ポジティブで叶えたいことを潜在意識に強く言い聞かせ続けることで消え去り、やがて叶えたいもののほうが現実のものとなるのです。
アファメーションを正しく作ろう！
アファメーションは、その作り方を誤ると効果を発揮しないどころか、逆効果になってしまうこともあります。ですから、正しい方法で作ることが重要になります。
アファメーションは、基本的に「肯定的」「現在形」で作ります。例えば、今はとてつもなく収入が低いけれど、将来高収入の仕事に就いて、お金持ちになりたいという願望があったとします。この場合、「私は高収入の素晴らしい仕事に就いています。そして、お金も有り余るほどに手にしています」とアファメーションを作ります。一見、何ということもない言葉ですが、いざ、自分で作ろうとしてみると、次のようなものになりがちです。例えば、「高収入の仕事につくのは私の能力では到底むずかしいけれど、なんとか将来その仕事に就いて、大金持ちになりたい」などです。この例の何がいけないのかというと、まず、否定的要素が入っていることがあります。「到底むずかしい」などの叶わない前提での話は一切排除しましょう。
また、「将来～になりたい」というのはアファメーションではなく、ただの願望です。アファメーションは、断言することが重要になるため、現在形で言い切るのが正解なのです。なぜ断言するのかというと、自分の潜在意識に、より明確に刷り込みをするためです。もし、その強い刷り込みの言葉が、いつ叶うのかもしれない遠い将来の内容であれば、本当に遠い将来に叶う内容になってしまいます。今すぐ叶えるどころか、もうその状態に今なっている、という精神でその願望をとらえることが重要です。このように強く断言することで、潜在意識にある「自分は貧乏だ」「自分は能力がなくて稼げない」などのネガティブな思い込みを、ポジティブで理想とする内容に変えることができるのです。そして、当然のことながら、自分自身に言い聞かせるのですから、アファメーションの文言は「私は」「自分は」などの一人称にしましょう。
アファメーションの唱え方
このようなアファメーションを正しく作ることができたら、何度も繰り返して唱えたり、紙に書いたりして潜在意識に言い聞かせましょう。宣言は一度切りのものではありません。この先、アファメーションで作った理想的な自分になるまで、続けていくのです。アファメーションは、一日のうち、いつ行ってもかまいませんが、特に効果が高いといわれているのが、夜寝る前といわれています。寝ている間に脳が整理され、定着しやすくなるからです。
さあ、今すぐアファメーションを作って、唱えはじめましょう。成功や幸運はすぐそこまで来ていますよ。
