もしあなたが今、「自分にはどんな仕事が向いているのだろう?」と悩んでいるのであれば、その悩みときちんと向き合うのをおすすめします。あなたがそう感じるということは、今の仕事の適性に問題がある可能性もあるからです。
そんなときにヒントになるのが、占いで適職を判定してみることです。四柱推命では、ある星を見て適職を判断することが多いです。その星とは「月柱の天干変通星」。そこで今回は、この月柱の天干変通星のうち、「正官」に該当する人の適職と、同じく「正官」の星を持つ芸能人について見ていきましょう。
命式の「月柱」を見て「天干変通星」を確認しよう
自分の適職を知りたいと思った人は、ぜひ四柱推命の命式を出すところから始めてみましょう。命式は、自動で計算して出してくれるホームページ上ですぐに知ることができます。例えば、Googleで、「四柱推命 命式 無料」「四柱推命 命式 自動」などのキーワードを打ち込んで検索してみてください。
命式には、年柱や日柱、時柱を含めた4つの柱と、十干・十二支、変通星などが出てきますが、適職を知るためには、まず「月柱の天干変通星」が、「比肩、劫財・敗財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬」のどれであるかを確認してみましょう。これであなたの適職を知ることができます。
月柱の天干変通星が「正官」の人の適職
今回は、「正官」の人の適職や働き方の特徴を見ていきます。正官は、いわゆる「ホワイトカラー」を表す星といわれています。いわゆる事務職やデスクワークのことです。「官」の星は地位を表すため、高い地位を得ることになります。中国では、この星が最も良いといわれていました。地位が高ければお金も入ってくるため、困ることはなかったからだそうです。
基本的に、仕事運が強い正官は、継続して真面目に地道に仕事に取り組むことで、高い地位を得ることができるようになります。役人気質で、組織の管理職で高い地位を得て働くのに向いています。良くも悪くも地位に強いこだわりを発揮するでしょう。仕事をするときに、あなたはどんな人と仕事がしたいでしょうか?当然、真面目で礼儀正しく、几帳面な人がいいでしょう。そのすべてを持っているのが正官です。具体的な職業としては、公務員、官僚、大企業のサラリーマン、秘書などに向いています。そして、いずれの場合も、高い地位を目指して、日々キャリアアップ・スキルアップしながら、着々と仕事をこなしていきます。
月柱の天干変通星が「正官」の芸能人って?
月柱の天干変通星が「正官」の例を具体的に見てみましょう。芸能人の例を参考にすると、わかりやすくなります。
月柱の天干変通星が正官の芸能人には、漫画家の手塚治虫さん、小説家の吉本ばななさんがいます。いずれも、各分野で地位を獲得しているのがわかります。特に手塚治虫さんは、今や世界の手塚ともいわれているくらいの権威があります。もともと、戦争を経験して人の命の尊さを知った手塚さんは、医学博士になりますが、やがて青少年に大きな影響を与える漫画家・アニメーション作家へ。そして世界にその命の尊さを伝え続けています。このような、地位を超えたところの地位を獲得している手塚さんは、正官の強い特徴を感じます。吉本ばななさんは、「キッチン」という小説で文学賞を受賞してから、あらゆる作品で受賞し続けています。ただ作家として書き続けるだけでなく、地位の高い文筆家としての経歴を築き上げていますね。
いかがでしたか?正官を適職に持つ人は、ぜひこれらの結果を参考に、自分の希望通り、上に上り詰められるような職業を見つけてみてください。