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四柱推命で適職を知る!

第1回 概要篇~四柱推命で適職を占う~

「自分には何が向いているのだろう?」「今の仕事、本当に合っているのかな?」新しい進路を決めるときや仕事をしながらでも、ふと迷うときってありませんか?そんなときは、ぜひ一度立ち止まって、じっくり自分の適職について考えてみるのも良いのではないでしょうか。もちろん、適職といっても、一人一種類とは限りません。数ある占いで適職を占ってみても、さまざまな可能性が示されるはずです。これからご紹介する四柱推命という占い方法でも、あなたの適職を知ることはできます。いったい四柱推命のどのような基準で適職を占うのか、どのような種類があるのか見ていきましょう。

四柱推命の適職は何で見る?

四柱推命の適職は、一般的に「月柱の天干」を変通星に割り当てたもので、その向き不向きを推し量ることで占います。インターネット上にも、無料で命式を割り出す四柱推命のサービスなどがありますので、それを利用して自分の「月柱の天干」を出してみましょう。また変通星とは、年柱、月柱、時柱それぞれに付きます。年柱は、生まれた直後から幼少期に至るまでの運勢や性格を表し、月柱は中年期、そして時柱は老後を表します。よって、職業については、社会的な活動を行う『中年期の月柱で見る』というのが一般的です。

変通星ってどんな種類があるの?

変通星は、10種類、もしくは11種類あるとされています。つまりは「比肩、劫財・敗財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬」です。劫財・敗財を分けるかどうかで、10種類か11種類かの違いとなります。それぞれ、自分の月柱変通星がどれに相当するのかを確認してみてください。基本的には、このどれに相当するかに基づいて、適職を判断していくことになります。

月柱変通星による適職の概要を見てみよう

それでは、早速それぞれの適職について、簡単に見ていきましょう。

比肩

自分一人で仕事ができることが大前提。独立した職業である、医者、税理士、弁護士、文学者など。

劫財・敗財

金儲けに興味がある。デスクワークには向かず、大胆で交渉事が上手い。土木・建築・不動産、政治家、技術者など。

食神

ライフスタイル関連や子育てなど衣食住にかかわる分野に向く。飲食業・芸術家など。

傷官

インスピレーションに優れている。弁護士、会計士、SE、技術者、芸術家など。

偏財

金銭、財に関連した分野に強い。金融業、広告関連、小売商など。

正財

堅実な収入が見込める職業に向く。金融、不動産関連、経理、サラリーマンなど。

偏官

義理人情に厚い。公的な職業に向く。政治家、職人、自衛官、警察官など。

正官

地位が高く官僚的な職業に向く。会社員、実業家、公務員、官僚、役員など。

偏印

論理的思考と技術力をもって仕事をする。技術者、料理人、美容師、鍼灸師など。

印綬

学問、教える立場の職業に向く。教師、学者、研究者、宗教家など。

自分の月柱変通星に該当する適職について、どのように感じましたか?きっと「当たってる!」「ちょっとこれは意外」のどちらも感じているのではないでしょうか。

芸能人の適職をチェックしてみよう

では、最後にこれらの月柱の天干変通星から見る適職が、どれくらい当たっているのかを知るために、芸能人で見てみることにしましょう。先日入籍したばかりの、藤原紀香さんと片岡愛之助さんの例で見てみましょう。藤原紀香さんの生年月日は、1971年6月28日。月柱変通星は、比肩です。一方、片岡愛之助さんの生年月日は、1972年3月4日。月柱変通星は、偏印です。

前述の通り、比肩は自分一人で仕事ができることが大前提です。芸能人は事務所に所属しているとはいえ、一種の独立した職業と言えます。一方で、偏印は論理的思考と技術力をもって仕事をします。技術者、料理人、美容師、鍼灸師と同じように、歌舞伎役者にも技術が求められます。確かに藤原紀香さんは、女優、タレントとして独立しており、わが道を行くといった活躍ぶりです。両者とも、この適職に近しい状況にあるように見えます。


次からの記事では、10種類の月柱変通星の適職について、それぞれ詳しく解説していきます。自分の適職を知り、ぜひ今の仕事について深く考えてみてはいかがでしょうか。

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