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サビアンシンボルを読み解く!

第12回 魚座の特徴とサビアンシンボル

サビアン占星術というものをご存知ですか?いつもの星座占いを、さらに細かく分類したものと捉えてもいいでしょう。12星座それぞれをさらに30ずつに区切り、それぞれにサビアンシンボルという詩文のようなものをあてはめたもの。神秘的なシンボルは、チャネリングによって得られたものです。まずは、自分の太陽の度数を調べてみましょう。太陽が示すのは、人生の目的。あなたの人生の目的のシンボルは、どのようなものでしょうか?

今回は、魚座の特徴とサビアンシンボルについて見ていきましょう。

魚座ってどんな星座なの?

魚座は、水の性質を持つことはよく知られています。水は心や感情を表し、さらに霊や魂とも解釈されます。そして水の性質は、何にでも同化・同調できるところが特徴です。魚座は、特に同じ時代に、今を生きる人たちと連携するというところからも、さらに超えて、もっと広い意識や感情と同化しようとするのです。しかし、同時に水は同化したらすぐに流れていきます。どのような対象にも同化できるということは、一定のものに捉われないという性質も示します。

自分の太陽のサビアンシンボルの見つけ方

自分のサビアンシンボルを知りたいという場合、まずは自分の出生ホロスコープを出し、太陽の度数を詳細まで調べます。例えば、あなたの太陽の度数が魚座の28.1度であれば、サビアンシンボルは29度になります。つまり、1度足すのです。この場合、「プリズム」のサビアンシンボルが、あなたの人生の目的を表しています。では早速、魚座生まれのあなたは、魚座の性質を知り、自分の太陽の度数のサビアンシンボルを読み解いてみましょう。

魚座の1度は「公共の市場」

魚座のサビアンシンボルは、1度の「公共の市場」から始まります。これは、市場というごった煮状態のありとあらゆる年齢、性別、人種、国、物品ジャンルが入り交じった様を表現しています。このような公共の市場を目の前にして、何をするのでしょうか。魚座1度は、とにかくそれをあるがままに受け止めるのです。普通、見ず知らずのものが目の前に散在していると、なかなかなじめないと感じるものです。しかし、この魚座1度においては、むしろ、このごった煮状態の中でうまく立ち回り、商業的な交渉をし、生き抜いていくのです。

魚座のサビアンシンボルの流れ

「公共の市場」から幕を開けた魚座のストーリーは、どのように展開していくのでしょうか。5度までに商業的な流通に注力した後、6~10度では、奉仕精神に目覚めます。この領域の人は、何か献身する対象を求め、自分を投げ出すことでしょう。11~15度では、少し限定された組織の中で奉仕し、自分を変容させていきます。霊的、オカルト的なものも暗示されています。16~20度では、社会の潮流に着目して創造に活かしたり、その目に見えない流れの助けや恵みを得たりすることになります。21~25度までは、もっと精神性を発達させ、宇宙の原理ともいうべき領域に興味を示します。26~30度では、自分の生き方に立ち返ることになります。自分の魂を地上的なものから脱却させるのです。この最後の5度領域では、孤独の中で進んでいくことが多くなるでしょう。魚座としての性質は、いつも何かに同化するものなので、孤独ということはなかったはずです。けれど、次の牡羊座につながる最後の領域は、一人ひとつの魂として集大成が求められるのです。


魚座の人は、すでに占星術やサビアンシンボルなどについて知識がある人も多いでしょう。ここでまた自分の太陽の度数を再確認して、自分の生きるべき道を模索してみてもいいのではないでしょうか。

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