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サビアンシンボルを読み解く!

第11回 水瓶座の特徴とサビアンシンボル

普段、雑誌やテレビなどで「星座占い」と紹介されているものは、自分の生まれた日の太陽の位置を元にして運勢を占う方法です。では、その12星座それぞれをさらに30ずつに区切り、それぞれにサビアンシンボルという詩文のようなものをあてはめたものがあるのをご存知ですか?つまり同じ星座の人であっても、実は1度違っただけで性質が異なるのです。それを元にした星座占いが、サビアン占星術というもの。まずは、自分の太陽の度数を調べてみましょう。太陽が示すのは、人生の目的。あなたの人生の目的のシンボルは、どのようなものでしょうか?

今回は、水瓶座の特徴とサビアンシンボルについて見ていきましょう。

水瓶座ってどんな星座なの?

水瓶座は、風の性質を持ちます。風は、どこにでも吹き抜けていきますし、どこか遠くに行ってしまうこともあります。特に、水瓶座は自由な性質を持ち、「今、ここ」ではなく、もっと広い世界を視野に、普遍的な価値を探究する星座です。前の山羊座は、コツコツ目の前の仕事をこなし、個性をなくして集団に溶け込もうとするようなタイプですが、水瓶座の人が持つ姿勢は大きく異なります。もっと広い意味での集団性を意識しているため、少し奇抜に見えるかもしれません。既存の価値観に捉われないように行動するからです。けれど、インターネットの世界のように、目に見えないネットワークを重視するのも、水瓶座の特徴です。

自分の太陽のサビアンシンボルの見つけ方

自分のサビアンシンボルを知りたいという場合、まずは自分の出生ホロスコープを出し、太陽の度数を詳細まで調べます。例えば、あなたの太陽の度数が水瓶座の12.5度であれば、サビアンシンボルは13度になります。つまり、1度足すのです。この場合、「バロメーター」のサビアンシンボルが、あなたの人生の目的を表しています。では早速、水瓶座生まれのあなたの性質を知り、自分の太陽の度数のサビアンシンボルを読み解いてみましょう。

水瓶座の1度は「古いレンガ造りの伝道所」

水瓶座のサビアンシンボルは、1度の「古いレンガ造りの伝道所」から始まります。レンガ造りの伝道所は、遠いどこかにある遺跡のようなものを表します。水瓶座はここでその残された人類の目的や理想的なものを、ここへきて衝動的に具現化しようとするのです。これは、水瓶座の最も初期の衝動ではあるものの、水瓶座の根源を表現しているともいわれています。自分の社会的な立場を捨て、すべてを投げ出した上で、理想を実現しようとする姿勢が示されています。

水瓶座のサビアンシンボルの流れ

水瓶座は、どのような流れでサビアンシンボルが展開していくのでしょうか?1~5度で理想の具現化を目指した後は、6度からは特殊な生き方が示されています。6度のサビアンシンボルは「ミステリー劇の演技者」です。社会の中で、役割を演じます。そして演じながら、本質的なものを地位や名誉などの外側のものではないところに見出します。水瓶座の人は、総じて、社会的な活動をする際は、「役職を演じる」といった意識を持っている傾向があります。11~15度では普遍的な愛に目覚め、16~20度では、目の前の社会や国を超えた、大きな集団の中で生きていく姿勢が現れています。21~25度では、水瓶座が目指す理性的な側面を伸ばしていきます。個人の感情が傷つくことにより、より大きな集団の中に、自分を改造していきます。26度からは、現実社会に、機械的な技術を投入していく領域です。ここで水瓶座の集大成が行われ、次の魚座につながっていくのです。


あなたはこのような水瓶座のサビアンシンボルの流れの中で、どの位置に存在していましたか?その水瓶座の持つ特質を発揮して、広い世界で活躍するために、目標に据えてみてもいいのかもしれません。

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