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サビアンシンボルを読み解く!

第7回 天秤座の特徴とサビアンシンボル

あなたは占星術の中でも、比較的新しいサビアン占星術をご存知ですか?12星座それぞれをさらに30に区切り、それぞれにサビアンシンボルという詩文のようなものをあてはめたものです。そのシンボルは、チャネリングによって得られたもの。神秘的なサビアンシンボルに、思わず興味が引かれていく人が増えています。まずは、自分の太陽の度数を調べてみましょう。太陽は、あなたの人生の目的を示しています。あなたのサビアンシンボルは、どのようなものでしょうか?

今回は、天秤座の特徴とサビアンシンボルについて見ていきましょう。

天秤座ってどんな星座なの?

天秤座は、よく社交的だとか人間関係が得意だとか、対人で良い意味の特徴があるといわれていますね。大まかにいえばそうですが、それが意味するのは、まず天秤座が12星座のうち、ちょうど折り返し地点の星座であること。そして社会性を育成する1番目の性質を持つことを覚えておきたいところです。これまで自分の内面を磨き続けてきた6星座から、今度はいかに自分と異なる特徴やバックグラウンドや感性を持つ人たちと交流して、その中で自分をどう生かせば良いのかを追求します。これが天秤座の特徴です。天秤座生まれのあなたは、心のどこかで人の良いところは常に吸収していこうと考え、あらゆる場面やジャンルで前に出ることを、人生を目標としているところがあるのではないでしょうか。

自分の太陽のサビアンシンボルの見つけ方

自分のサビアンシンボルを知りたいという場合、まずは自分の出生ホロスコープを出し、太陽の度数を詳細まで調べます。例えば、あなたの太陽の度数が天秤座の2.3度であれば、サビアンシンボルは3度になります。つまり、1度足すのです。この場合、「新しい日の夜明け、すべてが変わった」のサビアンシンボルが、あなたの人生の目的を表しています。では早速、天秤座生まれのあなたは、天秤座の性質を知り、自分の太陽の度数のサビアンシンボルを読み解いてみましょう。

天秤座の1度は「突きとおす針により完璧にされた蝶」

天秤座のサビアンシンボルは、1度の「突きとおす針により完璧にされた蝶」から始まります。それぞれの星座のサビアンシンボルは、この1度に特徴がよく表われています。このチョウの標本のシンボルは、まさに天秤座の「人から見える自分」という視点を持つ第一ステップとしての特徴がよく表われています。標本になるということは、周りから見た自分の人格を受け入れるところから始めなければなりません。天秤座はある意味解放感を持った性質をもちます。社交に開いていくのです。

天秤座のサビアンシンボルの流れ

天秤座は、1度であえて自分を蝶の標本にした結果、新しい人生を5度までに掴みとるために進みます。そして6度からは何かを生み出す過程で、大きな障壁に見舞われたり、反動が起きたりするのをどうすれば防ぐことができるのかを突き詰めます。何かしら創造的な仕事をする人が多いでしょう。11~15度は教師のように探究心を持って知識を得て、人に教えていくような知性を発揮する度数です。実際、教師になる人も多いようです。16~20度では、人々が持つ傷に着目します。潜在意識にある人々の過去に追った傷を見つめ、伝統的な生き方に賢明さを見出す度数。とてもまじめな人が多いでしょう。21~25度では、ひるがえって明るくなり、自然と同調しながら生き抜いていくことになります。そして天秤座の最後になる26~30度では、客観性、普遍性を追求して、いついかなる状況にも適応できる哲学を追求することがテーマです。


天秤座は、客観的に自分を見つめ、集合体の中でどう生きていくかを模索していきます。きっと、あなたのこれからの人生が表われているのではないでしょうか。

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