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サビアンシンボルを読み解く!

第6回 乙女座の特徴とサビアンシンボル

12星座占いに、さらに解釈を加えたサビアン占星術。初めて耳にする人も多いかもしれません。このサビアン占星術で使うのは、詩文のようなサビアンシンボルと呼ばれるもの。このサビアンシンボルは、あなたの出生ホロスコープの天体一つ一つの意味を深めてくれます。元々このサビアンシンボルは、チャネリングによって得られたものです。神秘的なシンボルに、思わずハマりこんでしまうでしょう。まずは、自分の太陽の度数を調べてみましょう。太陽が示すのは、人生の目的。あなたの人生の目的のシンボルは、どのようなものでしょうか?

今回は、乙女座の特徴とサビアンシンボルについて見ていきましょう。

乙女座ってどんな星座なの?

乙女座は、自分の体の調子が気になる星座。健康管理が趣味のようなものです。乙女座が健康に気遣うようになっているのは、前の星座である獅子座の流れを汲んでいるものといわれています。獅子座は、とにかく自分の根底から湧き上がってくる感情を爆発させて自己表現し、この世に自分のすべてを使って創造していく星座です。しかし、人間は好きなことばかりをしていられるわけではありませんし、あまりに興奮しすぎると心臓に負担がかかります。そのエネルギッシュなパワーによって損なわれる健康面を、フォローするのが乙女座なのです。

自分の太陽のサビアンシンボルの見つけ方

自分のサビアンシンボルを知りたいという場合、まずは自分の出生ホロスコープを出し、太陽の度数を詳細まで調べます。例えば、あなたの太陽の度数が乙女座の16.8度であれば、サビアンシンボルは17度になります。つまり、1度足すのです。この場合、「噴火している火山」のサビアンシンボルが、あなたの人生の目的を表しています。では早速、乙女座生まれのあなたは、乙女座の性質を知り、自分の太陽の度数のサビアンシンボルを読み解いてみましょう。

乙女座の1度は「男の頭」

乙女座のサビアンシンボルは、1度の「男の頭」から始まります。1度は、その星座の最も大きな特徴を如実に表すといわれている通り、この度数は、乙女座が理性を持って外部を詳細に識別する能力を発達させようとする現れです。なぜなら、以前、獅子座ではとにかく内面からくる衝動に従って生きていたので、乙女座では外部の世界にあえて目を向けようとするのです。

乙女座のサビアンシンボルの流れ

乙女座は、1度から始まる5度までの度数で、分析・識別力を磨いていきます。外側から自分を認識する流れに、獅子座からシフトしていくのです。獅子座は先に紹介した通り、自分の内部から沸き起こってくる衝動に基づいて行動しましたが、乙女座は自分の外観をチェックします。6度からは情動に興味を持ち、その感情にはどういった種類があり、どういった特徴があるのかを識別・分析することで、洗練させていきます。時には、自分自身の衝動に驚くこともあります。11~15度では、創造がテーマになっています。しかし、それは自身の家系・血縁的なところからくる創造力を駆使して行う創造です。14度の「家系図」というシンボルからも分かる通り、家系や派閥などに、この世の秩序を見出します。16~20度では、これまで自分の感情を節制し、秩序立ててきたものが、その反動としてやってきます。動物的な衝動にショックを受けながら新しい自分を形成していきます。21~25度では、チームワークを学びます。複数の人たちと協力して物事を成し遂げた後、26~30度で宗教的なものに目覚めます。より高度な個人を完成させるのです。


乙女座は、個人をしっかりと作り上げ、魅力ある人間を集大成していく星座です。あなたも心当たりがあったのではないでしょうか。それぞれのサビアンシンボルを読み解いて、あなたの人生の目的をもう一度模索してみましょう。

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