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サビアンシンボルを読み解く!

第5回 獅子座の特徴とサビアンシンボル

あなたは占星術の中でも、比較的新しいサビアン占星術をご存知ですか?12星座をさらに30に区切り、それぞれにサビアンシンボルという詩文のようなものをあてはめたものです。サビアンシンボルは、チャネリングによって得られたもの。その神秘的なシンボルに、思わず興味が引かれていきます。サビアン占星術を行うにあたっては、まず自分の太陽の度数を調べてみましょう。太陽が示すのは、人生の目的。あなたの人生の目的のシンボルは、どのようなものでしょうか?

今回は、獅子座の特徴とサビアンシンボルについて見ていきましょう。

獅子座ってどんな星座なの?

獅子座は、火のエレメントを持ち、自分を中心にたくましく生き抜く星座です。獅子座の人は、いつも自分自身が創造したものにしかなじめません。そのため、他人と同じ趣味を持ったとしても、他人の真似事をすることは決してありません。一度他人が作ったものを壊し、自分が再構築して自分仕様にしていく、これが獅子座の基本です。趣味一つ行うにしても、獅子座はこのように大掛かりに行うのです。牡羊座から始まった流れの中で、前回は蟹座で他者との共感が目指されてきました。しかし、そんな蟹座とは一線を画して、孤立していくのがこの獅子座の大きな特徴なのです。

自分の太陽のサビアンシンボルの見つけ方

自分のサビアンシンボルを知りたいという場合、まずは自分の出生ホロスコープを出し、太陽の度数を詳細まで調べます。例えば、あなたの太陽の度数が獅子座の28.6度であれば、サビアンシンボルは29度になります。つまり、1度足すのです。この場合、「人魚」のサビアンシンボルが、あなたの人生の目的を表しています。では早速、獅子座生まれのあなたも獅子座の性質を知り、自分の太陽の度数のサビアンシンボルを読み解いてみましょう。

獅子座の1度は「爆発的な活力で髪が逆立つ」

獅子座のサビアンシンボルは、1度の「爆発的な活力で髪が逆立つ」から始まります。これは男のシンボルであり、頭に血が上るイメージです。獅子座の特徴ともいえる、自分自身の根源的なパワーが、1度で爆発的に湧き起こってきます。創造的な衝動があるのが獅子座らしいところであり、この1度の度数は、まさにその獅子座をそのまま表しているともいえるシンボルといえます。激しく一人で興奮している姿が、ここにはあります。

獅子座のサビアンシンボルの流れ

獅子座は、1度で爆発的に頭にエネルギーが上った後、5度までに壮大なビジョンをこの世で成し得たいと思うようになります。獅子座の火の生命力の初期衝動が高まります。そして次に、6~10度までの創造と破壊の繰り返しによって芽生える感情といかに付き合っていくかということです。特に10度の「早朝の露」は、破壊と創造におけるありとあらゆる苦しみや悲しみなどを乗り越えた末に得られる感動を示しています。11度からは、もっとゲーム的に自分の人生を満たしていこうとします。ちょっと肩の力を抜いて、ストレスに感じないで楽しむ精神です。16度からは、その遊び心が本格的になる流れになっています。非日常的な遊びを真剣に求めるようになり、いつしか趣味で遊ぶのではなく、本格的な生き方に転じます。原始的な生き方に回帰するようなイメージです。21度からはオカルト的な要素が表われ、26度からの最後のセクションでは、ようやく自分の使命を自覚することになります。人生の中で自己実現が達成されるのです。


獅子座は、自分自身を追求し、感情を爆発させて、自己実現していく星座です。あなたも心当たりがあったのではないでしょうか。それぞれのサビアンシンボルを読み解いて、あなたの人生の目的をもう一度模索してみましょう。

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