なんとなく男を選んで「こいつ性格悪っ!」って後悔した恋愛経験はありますか?大体の女性にはそんな痛い過去のひとつやふたつあると思います。実際、いくら「イケメンが好き!」といっても、付き合うとなると性格が合うかどうかが一番重要なポイント。でも、それもそんなにハードルの高い話じゃなくて、要は素直で可愛げがあって優しければそれでいいんです。なのに、変なところで捻くれていたり、面倒臭かったり、妙にこっちを見下してきたり……。実は、そんな男にはいくつか共通する特徴があるんです。
性悪男パターンその1女に幻想抱き過ぎ男
何かあるとすぐ「女らしくない」「女としてダメ」なんて値踏みしてくる男。そういう男は大体「女に幻想抱き過ぎ」のパターンです。その男の中には理想の女性像があって、それは大体「清純で、お淑やかで、お嬢様で……」といった、マンガのヒロインみたいな美少女です。それと目の前の女性を比較して、その勝手な幻想とになぞらえて「女らしくない」「女としてダメ」といった駄目出しをしているのです。女をバカにするタイプは心のどこかで女のことを神聖視しているんです。そして、この手の幻想抱き過ぎ男は「男らしさ」にこだわる傾向もあります。体育会系に多いパターンですね。もしこういった幻想抱き過ぎ男と付き合った場合、あなたは彼の理想像からなるべく外れないように自分に無理をしなければならなくなります。彼の中の理想の女性像からちょっとでも外れたらネチネチ責められてウザいですよ!
性悪男パターンその2ウンチク大好き知識自慢男
とにかくウンチクが好きで、いつも何かについて延々とウンチクを語っている男。最初は「この人、モノ知りですごい」って思うでしょう。でも実際ちょっと付き合ってみるとひたすらウンチクばかり一方的にしゃべってきてウンザリ。あなたがそれを知らなかったりすると「そんなことも知らないの?」なんて見下してきて、最悪のウザさを発揮します。寿司屋にいけば寿司ネタうんちくを語り出し、バーに行けば酒のうんちくを語り出し、話が変わったかと思いきや今度は仕事論のウンチク、社会のウンチク、政治のウンチク……。とにかく「自分が物を知っている」「自分は“ツウ”である」ということをひたすらアピール。それが面白かったらいいんですけど、まあ大体面白くない。しかも中には時々ビミョーに間違っていたり、ネットのどこかで読んだような内容だったり。目も当てられません。でも、あなたが退屈そうにしたり、ツッコミを入れたり、「ネットで見たことある」とか水を差したりしたら、彼は途端に機嫌を損ねるでしょう。その男の中では「自分は物知りで、あなたは物を知らなくて、自分が教えてやっている」という上から目線をひたすらキープしたいのです。あ~面倒臭い!
性悪男パターンその3昔モテなかった反動男
中学高校の頃はあまりモテなくて、大学くらいからようやくぼちぼち異性に縁が出来始めた男。割と多いと思いますが、そういう男の一部は女性に対するコンプレックスをこじらせて性格が最悪。事あるごとに「だから女はダメなんだ」なんて女性蔑視を出してきたり、かと思えば他に手を出せそうな女性がいるとすぐ浮気して女遊びしたりします。イソップ童話に「すっぱいブドウ」という話があるのはご存知でしょうか。あるキツネがおいしそうなブドウを見つけるのですが、食べようとしても手が届かず、悔しさのあまり「どうせあのブドウは酸っぱくて不味い」とバカにする話です。このキツネがブドウに手が届くようになるとどうなるか。今まで食べられなかったブドウを次から次に貪りながら「やっぱり大したことないな」「やっぱりブドウはしょうもない」なんてバカにし始めるのです。そうしないと「今までブドウに手が届かなかった自分」「酸っぱいと決めつけていた自分」とのつじつまが合わなくなるからです。若い頃女にモテなくて、コンプレックスをこじらせた男は大体こうなります。この手の男は本当に多いですよ!
いかがだったでしょうか。あなたの記憶の中にも該当する男がひとりやふたりいるのではないでしょうか。まあ、誰だって異性に幻想を持っていますし、詳しい分野があったら喋りたくもなります。昔モテなかったことも全然悪いことではありません。要するに、自分のそういった部分をどう認識して、どう向き合うか、という話なのです。そういう男は自分のそこに向き合っておらず、それゆえに、つじつまが合わない部分を全て女性にぶつけてくるのです。この手の男を矯正するのは決して不可能ではありません。しかし、それは本当に手間と愛情が掛かる作業ですので、一から付き合うのは絶対オススメしません。もし、あなたがそういった性悪男と付き合っていて、これからも彼との関係を続けたいと願うのであれば……それ相応の覚悟を決めるしかありませんね。