「付き合った当初は優しかったのに、だんだん態度が変わっていって……」という展開。そんなパターンで恋に失敗したことがある女子は多いのではないでしょうか。でも実際、相手の本性ってまだ知り合って日が浅い状態ではなかなか見極められません。だからつい自分をちやほやしてくれるだけの男に惹かれてしまうのです。そんな失敗続きのあなたのために、本当に優しい男子を見分ける3つのポイントをご紹介します。上辺だけの優しさに惑わされず、「本当の優しさ」に気付いて!
1. さり気ない気配り
「ほら!俺って優しいでしょう」みたいな態度の男子、いますよね。まあ、可愛げがあるとは言えるかも知れませんが、優しいかどうかと言われたら、答えはNOです。そういう男子は「女に優しくしている自分」が好きで、ただ優しい男ゴッコをしているだけ。時間が経つにつれてゴッコ遊びにも飽き、エゴイストな本性を現します。そういうこれ見よがしな優しさではなく、さりげない優しさこそが本当に優しい男の証拠。例えば、さりげなく車道側を歩いたり、かさばる荷物を何も言わずに持ってくれたり、飲食店に入った時に自然な流れで奥の席に座らせたりする男子は好感度大です。もしかしたらあなたはその彼のさりげない優しさに気づかないかもしれません。でも、本当に優しい男子を見分けたいなら、そういうさり気ない所にこそ観察力を発揮しましょう。
2. 安易におごらない
「俺がおごるよ!」と言ってくれる男子は、優しい風に感じますよね。お金を出してくれるのは嬉しいけど……ちょっと待って下さい。そういうタイプは付き合うと態度を豹変させるかもしれませんよ。実際、おごりたがり男子は「俺が金を出してやってる」という姿勢が強く、また「男が女におごるもの」という発想は裏を返せば「女は黙って男の言うことを聞くもの」という古い発想のなせるわざ。本当に優しい男子は「100%おごり」ではなく女子にも多少は払わせるものです。例えばあなたがトイレに立っているうちに1万円の会計を済ませて、その額は言わずに「じゃあ2000円だけ出して」と言う、そんな男子は100点満点。また「じゃあここは俺が出すから、今度どっか行った時に出してよ」なんて言ってくれる男子も高得点です。そういう振る舞いこそが「本当に優しい男子」のポイント。相手に気兼ねさせずに対等な関係を築けるかどうかは必ず見ておくべき部分です。
3. 謝り方が上手
謝罪はその人の優しさが最もハッキリ現れる場面。会話の中でちょっとした行き違いがあった時や、両方に非がある時に、サラっと「ごめんね」って言える男子は好感度大です。上辺だけの優しい男はなかなか謝りません。優しい自分というキャラに酔っているだけですから、自分が悪くても「悪くない!」と必死で言い張り、逆にあなたを責め出したりもするでしょう。そういう男は当然NGです。でも、だからと言って謝ればいいものではありません。「ごめんなさい、ごめんなさい」と延々謝り続けて、あなたからの「そんなことないよ」を引き出そうとする男もダメ。「謝らない男」も「謝り過ぎる男」も、相手を自分の意のままにコントロールしようとしているという意味で同じタイプなのです。「謝り方」は人を判断する際に見るべき最重要点かも知れません。
どうだったでしょうか。結局のところ、「本当に優しい男」とは、あなたが気兼ねなく、楽にしていられるように、さり気ない心配りが出来る男なのです。もしかしたら、あなたは今までそういう優しさにはあまり気付くことなく、「ほら!俺って優しいでしょう」みたいな男にばかり惹かれていたのかも知れませんね。でも、あなたが求める本当の優しさはそういう男ではなく、もっとさり気ない男が持っているものです。もしかしたら「本当に優しい男」はもうあなたの近くに居て、ただあなたが気付いていないだけかもしれませんよ。