恋愛ドラマや映画なんかでよく出てくる「彼女いない」というイケメン。リアルだったらそんな奴いるわけない!と思うのが普通ですよね。実際、イケメンならモテるはずですし、モテるなら女性との接し方もあしらい方も心得ているはず。寄ってくる他の女だっているはずですし、作ろうと思えば彼女の一人や二人簡単に作れるはずです。そうやって推測していくと、結局「どうせ本当は彼女がいたり既婚だったりして、それを隠して遊んでるだけでしょ?」と思うのが普通です。でも、実際に「イケメンなのに彼女いない男」はいます。いるにはいるんですが……やはりそれ相応の“理由”がある人がほとんどです。
1. 性格に難がある
例えば、性格に難がある場合。イケメンで彼女がいない男はとても気難しくて女を寄せ付けないタイプが少なくありません。「イケメンだったら女をとっかえひっかえするのでは?」と思うかも知れませんが、そういうのは雰囲気イケメンに多いタイプ。大学デビューでオシャレを覚えたような雰囲気イケメンは確かに女遊びが激しくなる傾向がありますが、中学高校くらいから女に言い寄られ続けてきた真性イケメンの一部は、逆に女性不信になり、気難しい性格になったり、オタクになったりする場合があります。ちなみに、そういったタイプのイケメンと仲良くなりたいなら、正攻法はまず通用しないと考えましょう。「女の子アピール」などは論外です。普通に思い付くアプローチは周りの女子が幾らでもしてきています。例えば、これはあくまで一例ですが、趣味の分野から攻めてみたり、お笑いキャラに走ったり、個性的な青文字ファッションで攻めたりした方が、まだ望みがあります。
2. 恋愛よりやることがある
「今は恋愛よりもっとやるべきことがある」として彼女を作ろうとしないイケメンもごく稀にいます。それは例えば仕事であったり、夢であったり、さまざまです。こういうイケメンには正面から言い寄ってもまず勝ち目はありません。一旦腹を括ってしまった彼に言い寄っても、「今は恋愛する気分じゃない」とむげにされ、邪魔者扱いされるだけでしょう。その手のイケメンをゲットするためには、まず友達関係に収まっておき、「二人でご飯も食べるし何で話すけど、身体の関係はない」程度のポジションをキープしておくのが得策です。そうしておいて、もし彼が何かつらいことがあった時に、甘えてこられる距離感を保つようにしましょう。彼があなたに周りの愚痴を言い始めたらチャンス。その弱いところを受け入れて、たっぷり甘やかしてあげましょう。そうすることで、もしかしたら彼はあなたにハマっていくかも知れません。もちろん、甘えられるだけ甘えられて捨てられる可能性も十分にありますが……。
3. バツイチ
バツイチのイケメンは彼女いない率が若干高いかもしれません。30代で一見包容力があって魅力的でバツイチ、そんな男はそれなりにいます。ただしバツイチ男は一番注意すべきです。「わたしは離婚歴なんか気にしない」という人であっても、彼が結婚に失敗している理由については考えておくべきです。離婚は大変手間の掛かることですから、そこに至るにはそれなりに深刻な理由があります。彼の浮気が原因で離婚した場合は論外として、奥さんの浮気で離婚した場合、またお互いの性格不一致で離婚した場合であっても、そういう状況に至るストレス環境を彼が作った可能性は充分にありますし、もしかしたら一緒に住み始めた途端に態度を豹変させるモラハラ男やDV男かもしれません。そして彼自身、自分のそういった面を自覚して、「女性とうまくやる自信がない」「また同じことを繰り返してしまうかもしれない」という考えの下で彼女を作らずにいるのかもしれません。そういった男性をあなたが本気にさせたら取り返しがつかないことになるかもしれませんが、「それでもいい」というなら、狙ってみるのも悪くはないでしょう。
結論から言うと、イケメンで彼女いない男はいます。しかしそういったイケメンには必ず「彼女を作らない理由」もしくは「出来ない理由」があります。世の中、映画やドラマみたいな話はそうそうありませんが、もしあなたがその彼の抱える障害を乗り越えて愛し抜こうというなら、やり方次第でドラマティックな恋愛が始まるかもしれませんね。