言葉の響きからしても、後ろめたい感のある略奪愛ですが、相手がいる男性を好きになってしまうことは、誰にでも起こりうることです。アンケートから、どのような略奪愛のパターンが多いのか、見てみましょう。
略奪愛体質度チェック
貴女は、略奪愛体質ではありませんか?心当たりのあるものに、チェックを入れてください。チェックが多いほど、略奪愛体質度が高いです。
- 熱中しやすく、冷めやすい性格だ
- 一目ぼれをすることがよくある
- 異性に「好き」とためらいなく言える
- 彼氏がいても別の男性に目がいく
- 他人の持っているものが欲しくなる
- 新商品を見たら、すぐに買ってみたくなる
- 習い事が長続きしない
- 友達との約束より、急に決まったデートを優先する
- 難しい恋愛ほど燃えあがる
- 「空気が読めない」と言われたことがある
略奪愛では「究極の選択」を迫られる
アンケート1略奪愛の相手はどんな方ですか?
- 同僚の彼氏・旦那:48%
- 友人の彼氏・旦那:27%
- 身内の彼氏・旦那:5%
- その他:20%
略奪愛で一番多い相手は「同僚の彼氏・旦那」でした。男性も同じ社内で働いていることが多いようです。親しくなった同僚の彼氏・旦那と恋に落ちるケースも。同僚を介して出会うという点で「友人の彼氏・旦那」に感覚としては近いでしょう。では実際に、「友人の彼氏・旦那」という回答は?というと、2番目に多い結果となりました。
使い古された感のある「友情か、愛情か?」というテーマ。事前に友人から男性の話を聞いているので、「彼女・奥さんの友人」として出会ったとき、相手を身近に感じるようです。しかし、いずれ「友人か男性か」の選択を迫られる時期が訪れるとの覚悟が必要です。男性と比較して女性の友情は、一度崩れると修復が難しいようです。決断は慎重にしたほうが良いでしょう。少数ですが、3番目に挙がったのは「身内の彼氏・旦那」でした。血縁関係は切ってきれるものでないので、法的処置や将来のことを考えた場合、一番大変だといえます。冷静な対応が求められるでしょう。
その他の回答には「通っているスポーツクラブのインストラクター」「行きつけのバーのマスター」「ギター教室で出会った男性」などがありましたが、彼女・妻には会ったことがない人が大半でした。
覚悟を決めた、大胆な女性が半数
アンケート2略奪愛に罪悪感はありますか?
- ある:52%
- ない:44%
- わからない・無回答:4%
周りから白い目で見られてしまう、略奪愛。好きになってしまった人に、先に相手がいただけで、他の恋愛と変わらないのに……。それでも、「罪悪感」の文字はつきまとうことでしょう。そこで、罪悪感についても質問をしてみました。
驚いたのは、罪悪感がある人と、ない人に、大差がなかったことです。「好きになってしまったものは、仕方がない。気持ちに嘘はつけない」「彼は奥さんの話題を出さないし、会ったこともないので、罪悪感が全く湧かない」という、大胆な意見もチラホラ。それぐらいの精神の強さがなければ、愛の略奪はできないかもしれないですね……。
その一方で、「友達が大事なら、その彼を好きになるなんて、考えられない!と、思っていたはずの私が、今ではその状況下に。自分で自分がわからない」なんていう声もありました。略奪愛の相手が友人のパートナーの場合、男性も貴女の噂を事前に聞いている可能性が高く、同じように心の距離を縮めているかもしれません。
客観的な判断が、明暗を分ける?
アンケート3略奪愛の現在の状態は?
- 進行中:59%
- 成功(付き合っている):13%
- 失敗・別れた:28%
現在の状態を聞いたアンケートでは、進行中という回答が半分を占めました。一筋縄でいかない恋愛の形なので、慎重にならざるを得ないという意見が多数でした。気になったのは、失敗している人が全体の約30%を占めているという点。「男性に無断で彼女を呼び出したら、修羅場に発展してしまい、「もう会わない」とその場で別れを告げられてしまった」「姉の旦那と隠れて会っていたのが、バレてしまった。おじけづいた彼は、私を避けるように。私も帰省しづらくなってしまった。もちろん破局です」やはり略奪愛は、周りに大きな影響を与えます。本当に自分の一存で動いてしまって良いのか?親族との今後の付き合い方は?等、いろいろな立場から事実を客観的に見る必要があるでしょう。
略奪愛の末、現在付き合っていると答えた人たちは、お互いに独身、または自分が独身であるという答えが多くありました。他の略奪愛のケースより障害が少ないぶん、大胆に行動できるのがポイントのようです。
最後に、略奪愛を成功させるコツについて聞いてみました。「相手が長く付き合っているカップルの場合、お互いに飽きはじめているので、付き合いはじめのドキドキ感を私が演出する」「自分といたほうが楽しいと思わせる」明るく、楽しく。日陰の女を演じない。これらは略奪愛に限らず、男性に会いたいと思わせる女性に共通するテクニックといえそうです。
略奪愛は必ずしも悪ではありません
略奪愛の相談を数多く受けてきたベテラン占い師のシャンティーさんに、略奪愛についてお話を伺いました。
どのような略奪愛の相談が多いですか?
去年の秋頃から略奪愛のご相談が増えたように思います。社内のお相手が特に多いですね。他には友人の旦那、出会い系サイトのお相手、同窓会で再会した旧友などのご相談を受けました。ご相談者さまの年齢層は30~60代と幅広く、長く結婚生活をされている女性からのお電話も多いですね。セックスレスや家庭内別居を経て、外のお相手に向かわれたようです。
印象に残っている略奪愛の相談はありますか?
略奪愛を経て、親友の元夫と同棲する女性からご相談を受けました。親友の女性とはランチをしたり、旅行に出かけたり、以前と変わらぬ関係を続けていらっしゃるとのこと。その事実にも驚きましたが、「最近男性がその親友と密会しているようなので、奪い返されてしまうのでは」とのご相談内容も、強く印象に残っています。
略奪愛でお悩みの方々にアドバイスはありますか?
略奪愛は悪ではありません。すべて前世からの繋がりなのです。この愛に辿りついた理由を、前世が示してくれるでしょう。しかし、家庭を守ることも大切です。お互いのルールを守りさえすれば、良い関係が続くと思います。
取材協力:占い師・シャンティー先生(電話占いポポラーレ)