「もう一度会いたい」「どうしても会いたい」。住所も名前も知らない通りすがりの相手、一度はカレカノだったのに離れ離れになってしまった相手、会いたいと連絡を取りにくい相手など、シチュエーションや関係は違っても、再会を願う相手がいるという人は多いはず。でも、携帯の番号やメールアドレスなどの連絡先を知っていても・知っていなくても、連絡ができない・しにくい相手の場合には、「神頼み」をしてみたくもなります。そこで、再会を願う相手と会える可能性が特に高いおまじないを3つ選んでご紹介します。
1. 名前の分かる相手なら、5円玉で強い縁を結ぶ
5円は御縁につながるとして、古くから「縁結び」に使われてきました。この5円玉を使ったおまじないで、再会へとこぎつけましょう。1枚の和紙に縦書きで自分と会いたい相手の名前を書いてから、2つに切り離します。それぞれの名前が切り離した1枚ずつの和紙に書かれている状態です。この和紙をねじって紐状のコヨリ2本にして、2個の5円玉に1つずつ結びつけます。こより付きの5円玉は肌身離さず持っているようにしましょう。5円玉の働きで、自分から動かなくても、再会につながるなんらかチャンスが訪れるはずです。また、可能であれば、自分と彼の髪の毛などをコヨリに入れると効果がさらにアップします。
2. 見ず知らずの相手でも、黄色いハンカチと風で誘う
幸せを運んでくれるという黄色いハンカチを使ったおまじないは、比較的最近生まれたものですが、彼との再会はもちろん、さまざまなラッキーを運んでくれるとして人気があります。まず黄色く薄い生地のハンカチやバンダナ、または布を用意します。布の場合には、周囲の糸がほつれてこないように端の始末をしておきましょう。また、柄はなし、ワンポイントなどもない黄色一色を選ぶのも大切なコツです。この黄色いハンカチを、窓やベランダなどいつも風に当たる場所に結びつけておきます。流れの良い風にユラユラと揺れる場所を探してください。ハンカチが揺れた分だけ、彼をあなたの近くへと呼び寄せてくれます。
3. 万葉和歌に想いをこめて
平安時代を生きた崇徳天皇は、和歌を多く残し、特に「瀬を早み 岩にせかるる滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」の句は百人一首にも選ばれています。この歌は、「岩にぶつかる滝の水が2つに割れてもすぐにまた1つの流れに戻るように、今は会えない恋人であっても、いつか結ばれる時がくる」という意味を持ちます。再会したい彼の写真があれば、その写真の上にこの和歌を直接書いて封筒に入れ、写真がない場合には彼につながる何か(名前を書いた紙などでもいい)と一緒に和紙に書いたこの和歌を封筒に入れます。封筒は部屋や家の中の、川下に一番近い場所に置きます。周囲の地形や近くを流れる川の方向を参考にしてみてください。崇徳天皇は一説には呪いのパワーを持つともいわれています。そのパワーを借りて、彼と結ばれる日の訪れを早めましょう。
会いたい相手の名前が分かるなら5円玉のおまじない、まったくわからないなら黄色いハンカチのおまじない、ちょっとした手がかりがあるのなら和歌のおまじないがおすすめです。また、これらのおまじないは、5円玉を身につけていることを意識し、ハンカチが風に揺れている様子を頻繁に眺め、和歌の封筒を置いた場所に祈りを向けるといった「意識」を集めることも大切です。おまじないで願いを叶えるには、おまじないそのものの持つパワーに加えて、念じる側の気持ちのパワーも関係してくるわけです。