第3回では、アファメーションを行なって願いを叶えた女性の実践例をご紹介いたします。この実践例は、あくまで数多くある中の1つにすぎません。次は、ぜひあなたがこの女性のような幸福を手にいれてください。
神奈川県在住の29歳の会社員、熊木香さん(仮名)は、東北の支社から転勤してきたMさんにひと目惚れしました。それまでひと目惚れした経験はほとんどなかったという熊木さんですが、Mさんのルックスや話し方、醸し出す雰囲気など全てが好みだったのです。一緒に仕事をしてみるとより一層Mさんに魅力を感じるようになり、次第に寝ても覚めてもMさんのことを考えるようになっていきました。しかし内向的な性格で恋にも奥手な熊木さんは、自分からMさんに話しかけることさえできなかったのです。
そんな折、熊木さんはインターネットの記事でアファメーションのことを知りました。昔から自分に自信がなく、内気で暗い性格の自分をどうにかして変えたい、と思っていた熊木さんにとって、簡単にできてお金のかからないアファメーションとの出会いは、まさに待ち望んでいたものでした。彼女はその日から早速アファメーションを始めることを決意。Mさんのことを思い浮かべながら熊木さんが選んだ言葉は、「私の笑顔は彼を幸せにします」でした。彼女は、最も効果的だという夜の就寝前と朝起きた時に20回ずつ口にすることから始め、徐々に25回、30回と回数を増やしていきました。1ヶ月後には新たに「私は彼に必要とされていることを感じます」という言葉も加わり、それとともに熊木さんはアファメーションを書いたカードを持ち歩いて、通勤時などにも心の中で唱えるようになっていきました。
熊木さんがアファメーションを開始して2ヶ月半が経ったころから、周囲は彼女の変化に気付き始めました。上司や同僚からは「最近、以前と比べて表情が明るくなったね」「キレイになったんじゃない」などと声を掛けられ、月に1度のペースで帰っている実家でも、両親から「何か生き生きしているけど、恋人でもできた?」と言われるようになったのです。それからさらに3週間が経ったある日、Mさんと一緒に仕事の打ち合わせをしていた熊木さんは、打ち合わせ終了後にMさんからランチに誘われました。そのランチの席で熊木さんはMさんから「熊木さんは笑顔が素敵ですよね。その笑顔を見るたびに元気が出ます」と言われ、嬉しくて涙が出そうになったといいます。まさにそれは、熊木さんが行なってきたアファメーションが功を奏した証、彼女の想いがMさんに届いたことが分かった瞬間だったのです。
その後、熊木さんとMさんは何度か2人だけの食事を重ね、恋人同士の関係になりました。熊木さんは言います、「彼は私に『僕には君の存在が必要なんだ。付き合ってほしい』と言ってくれたのです。アファメーションの効果は本当にすごいです!私も初めは半信半疑でした。でもそのうち、自分が変わっていくのを実感できたのです。そしたら、いつの間にか人生まで変わっていました。」