同性だけの「女子会」は楽しいから、ついついハメをはずしがち。でもあなたが女子会でとったその言動、実は周囲から大ヒンシュクだったりして……!?
はじめに
女子会にも暗黙のルールがあるってこと、女性のみなさんであればご存知ですよね?そしてルールを忘れたが最後、「なぜか最近、女子会に呼ばれなくなった」なんてことになりがち。気心の知れている同性同士の会だからこそ、再度、気をつけるべきことを確認して楽しい女子会にしていきましょう。
1. 飲みまくる
女子会の多くは割り勘ですが、参加者のなかにはお酒が飲めない女性もいるはず。あなたがハイペースでガンガンお酒を飲むと、ソフトドリンクしか飲めない彼女は自分の飲み食いしている以上に支払うことになってしまいます。飲み放題を設定しているのであれば問題ないのですが、そうでなければ周囲の飲酒ペースをみて飲んだほうがベター。アルコール好きの参加者が多いようなら生ビールはピッチャー、焼酎やワインはボトルで頼むなど、安くあがる方法を考えましょう。
2. 酔っ払って泣く
酔っ払って泣きだすような女性は問題外。異性・同性を問わず「うっとうしい」と思われることを覚えておくべきでしょう。辛いことが重なれば酔って泣きたくなるのも当然かもしれませんが、大人なのですから帰宅するまでの数時間はグッと我慢で堪えるようにしましょう。泣いたら最後、女子会はもちろん、飲み会と呼ばれるものには二度と誘ってもらえなくなるので気をつけて!
3. 写真を撮るときに変顔をする
変顔をした瞬間はみんな大爆笑。その場はたしかに盛りあがりますが、後日その写真を他の誰かに見せるときにすごく困ります。変顔をしている人に、いちいち「この写真、彼氏に見せたいんだけどいい?」なんて許可をとるのもおかしな話ですしね。逆にあなたが変顔をした本人である場合、その顔を世間にさらされてしまう可能性がなきにしもあらず。特に最近はFacebookなどのSNSに、断りなくもなくシレッと集合写真をUPする女性も多いから要注意。「よくも私の変顔を公開したわね!」などと喧嘩をする羽目にならないよう自粛したほうがいいかもしれません。
4. ケータイをずっといじっている
女子会に限らず、人と会っているときに自分のケータイばかりいじっているのはマナー違反です。ケータイをいじっている本人は、「彼氏からのメールだから返信しなくっちゃ」とか「会社からメール来たし」など、いわゆる「ふつうのこと」をしている感覚なのかもしれませんが、目の前にいる人からすれば失礼千万。興ざめなこと、この上ないのです。気心が知れている同性同士の会だからこそ、特に気をつけたい点ですよね。
5. 彼氏自慢をする
だいたい他人の自慢話ほど、鼻持ちならないことはありません。それがあろうことか彼氏自慢だとしたら、女子会の参加者全員を敵に回すようなものです。ありがちなのが、彼氏とこんなHをしたとか、こんなふうに触ってきたなどの「下ネタ系」。本人は自虐的に語っているつもりでも、聞く方からすれば1ミリたりともうれしくないものです。
6. やたら偏食がある
ダイエットをしているからお肉は食べないとか、生のお魚は苦手とか、やたら偏食な女子は相当うっとうしい!みんなが「おいしいね」って盛り上がっているわきで、シイタケだけよけたり、ニンジンだけ残したりしているのを見ると、正直なところ「品がないなぁ」と感じてしまいます。何でも気持ちよく食べる子の方が見ている側も気持ちがいいし、次回も女子会に快く誘ってもらえそうです。
7. ドタキャンする
最悪のパターンです。仕事が忙しくてどうしても……というのであれば仕方ないかもしれませんが、「生理になってなんとなくダルイから」なんてのがキャンセルの理由なら、参加者全員が怒り心頭!ただ、そうはいっても本当に体に無理がきかないときは、「急な仕事を頼まれて」など、相手もある程度納得できる言い訳でキャンセルするようにしましょう。生理だから……とか、急に彼氏に呼び出されたから……という言い訳を嫌がる女性って、意外と多いものですよ。
8. 自分のことばかり話す
女子会で自分のことばかり話すのはご法度。とにかく話を聞いてほしいのであれば、彼氏や仲のいい友だちに話をしましょう。女性は基本的に「話を聞いて欲しい」と思う生き物ですから、口を開けば当然のごとくあんな話やこんな話が飛び出します。そんな中、あなたひとりが延々と自分の話をすると「何なの、コイツ!」と思われてしまうのがオチでしょう。
9. ディープでネガティブな話題が多い
「両親が離婚して……」とか「彼氏のDVに耐え兼ねて別れたいと思っている」などディープかつネガティブな話をされても、聞く側からすればすごく返答に困るものです。通常はもっとライトでPOPな話題を意識しないと、「コイツ面倒で暗い話ばっかりするから、今度から呼ばないでおこう」ということになりかねません。もちろんディープな話をすることを前提とした女子会であれば話は別です。
10. おとなしい女子をおいてきぼり
女子が5人くらい集まると、かならず1人や2人は隅っこでおとなしくしている人がいるものです。そういうおとなしめの女子がひとりでぽつんと寂しい思いをしないよう配慮してあげましょう。特定のメンバーだけで盛り上がるくらいなら、最初からそのメンバーだけを誘えばいいのです。おとなしめ女子は悪気があるわけではなく、緊張していたり気を遣っていたりするだけなので、そこは勘違いしないように。女子会参加者全員が仲良く話せたらいいですね。
11. ぶっちゃけトークが多い
「上司と不倫中なんだ」とか「実は風俗で働いてるんだ」とか……。正直ぶっちゃけすぎです。9番でも述べましたが、あまりにもディープな話題をカミングアウトされても、ついていけない人のほうが多いもの。「女だけなんだし、変な遠慮は無用だよ」なんて言葉をうのみにしてぶっちゃけると後で困るのはあなたです。
12. ブランド品で身をかためている
ほかの参加者にライバル意識を燃やして、やたらブランド品で武装するのはやめておきましょう。アクセサリーをジャラジャラつけたり、露出度が高かったりしてやたら女を意識した服装も、反感を買う原因になります。楽しいはずの女子会をつまらないものにしないためにも無難な服装をおススメします。
13. 香水の匂いがキツイ
食事を楽しむつもりであれば、強い香水はつけないのが社会のルール。居酒屋の店員さんもつい鼻をつまむようなキツイ臭いでは、大人の女性失格です。マナー違反だと指摘されれば言い返せないでしょう。香水をつけるのであれば、品良く香る程度を心がけて。
14. 取っ組み合いのケンカをする
漫画のような話ですが、実際に何件かこういう報告を聞いたことがあります。酔いに任せて感情が高ぶり、なぜか取っ組み合いのケンカへと発展してしまった……。楽しかったはずの女子会も、ひとたびケンカが始まれば険悪なムード。周囲からすれば迷惑以外のなにものでもないでしょう。
15. 生理用品を交換しあう
ナプキンやタンポンの使用感などを公の場で語り合うこと自体、快く思わない人は大勢います。ですから女子会中に「これ良かったからあげるよ」「じゃあ、私のもあげるね」などと生理用品を交換しあわないようにしましょう。同性同士だからと気を許していても、メンバーの中には食事の席でそういうものを目にしたくないと思っている女子もいることを覚えておくことです。
いかがでしたか?こうやって紹介してみると、女子会でのNG言動はそのほかの場においてもNGだと思えるものばかり。女性同士の女子会ともなれば「なんでもアリ」の無礼講のようなノリになりがちですが、そこにも最低限の礼節は必要だということでしょう。簡単なようで難しい、「親しき仲にも礼儀あり」の精神を忘れないことが女子会のルールなのです。