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当たる星占いとはなにか

テレビや雑誌の星占いが当たらないと感じませんか?

なぜテレビや雑誌の星占いが当たらないのか

テレビや雑誌の星占いが当たらないと思ったことはありませんか?

毎朝目にするテレビの星占い。「今日いちばん運勢が良いのは、山羊座のあなた!」と言われて一日過ごしてみたけれど、何も良いことはなかった。そんな経験をした人は少なくないでしょう。それは雑誌に載っている毎月の運勢も同様です。「出会いがあるなんて嘘ばっかり。金運が良いはずなのにむしろ金欠だ」……そんな不満を感じた方もいるはずです。では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

テレビや雑誌の星占いは、その人の「太陽星座」をもとに出しています。つまり、その人が生まれた時に、太陽がどの星座の位置にあったかで占うのです。たとえば、「3月21日~4月19日生まれ」は牡羊座です。この期間には太陽が牡羊座を運行していたのです。なぜ星占いで太陽星座をもとに占うようになったのかというと、太陽は毎年ほぼ同じように運行し、約1ヶ月ごとに各星座を移動していくから、誕生日から何座かすぐにわかるので、太陽星座による星占いが世の中に浸透したのです。

しかし、本来の星占いは、太陽星座だけで占うのではありません。そもそも星占いとは、西洋占星術をもとにしたもの。太陽を含めた10個の天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)が、それぞれ生まれた時に何座に位置していたのかを、生年月日と生まれた時刻、生まれた場所から導き出し、それらを総合して占うのです。ですので、同じ太陽星座であっても、生まれた年月日、時間や場所が違えば占いの結果は全く違ってきます。このような理由から、太陽星座だけでみるテレビや雑誌の星占いは外れやすいのだと言えるのです。ちなみに太陽以外の天体は運行周期が複雑なため、太陽のように星座を簡単に割り出すことができません。

25歳~35歳はテレビや雑誌の星占いが当たりやすい?

とはいえ星占いも、占う対象者を25歳~35歳に限定すると当たりやすくなります。ではなぜ25歳~35歳に限定すると、星占いは当たりやすくなるのでしょうか?それには、星占いの「年齢域(ねんれいいき)」と呼ばれるものが関係しています。年齢域とは、それぞれの天体の影響を大きく受ける時期(年齢)を示すもの。太陽の年齢域は25歳~35歳にあたるため、今ちょうどこの年齢にあたる人は太陽星座で占う一般的な星占いが当たることになるのです。太陽が司るのは人生の目的や目標ですから、人生の目標となりうる「仕事」や「結婚」などの占いの場合にはとくに当たっていると感じるでしょう。

それぞれの天体の特性と年齢域

  • 月(感情・本来の性格):0歳~7歳
  • 水星(知性):8歳~15歳
  • 金星(恋愛):15歳~25歳
  • 太陽(人生の目的):25歳~35歳
  • 火星(活力):35歳~45歳
  • 木星(理想):45歳~55歳
  • 土星(鍛練):55歳~70歳
  • 天王星(独立):70歳~84歳
  • 海王星(夢):85歳~
  • 冥王星(再生):死後

ホロスコープを作成してもっと星占いを楽しむ

星占いをより正確に楽しみたい方は、自分のホロスコープを作成して、自分の年齢域にある天体が何座なのか調べてみるといいでしょう。雑誌やテレビの占いを見る時には、自分の年齢域に合った星座を見ればよいのです。たとえば、あなたが36歳だったら、テレビや雑誌の12星座占いは太陽星座ではなく火星星座で見るようにしましょう。そうすれば今までより占いの結果にピンとくることが多くなるはずです。「当たっている!」と思うことが増えて参考にもなるでしょう。今は無料でホロスコープを作成できるサイトもありますし、ホロスコープを作るためのソフトも売られています。または、「西洋占星術」を得意とする占い師の鑑定を受けて、ホロスコープを作成してもらってもいいでしょう。

ホロスコープを作成したら、10個の天体がそれぞれどの星座に位置しているを調べます。何の知識もない人がホロスコープを見ても、謎の記号だらけで何が何だかわかりません。できれば、西洋占星術の本を1冊購入することをおすすめします。わかりやすい初心者向けの本がいいでしょう。その本でホロスコープ上で、それぞれの天体が何座に位置しているのか調べてみてください。

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