「交際相手からプロポーズされない」と嘆く日本女性のなんと多いことか!男性の結婚意識を掘り下げ、結婚したいと思わせるテクニックを紹介します。
男性の草食化などもあり、交際期間が長いカップル間の「非結婚」に拍車がかかっています。なぜこのような現象が起こっているのでしょう?調べた結果、現代男性が結婚に踏み切れない理由が見えてきました。
Part1なぜオトコはなかなか結婚へ踏み切れないのか?
そもそも、結婚とは一生の責任が伴うものです。そのため男性は、何かのきっかけがないとなかなかプロポーズする勇気が出せません。また、交際が長引くにつれ冷静に恋愛状況を判断できるようになるため、付き合っている女性を妻として最適か判断している場合もあります。なかには家事は一通りできるので、結婚しない方が気が楽という男性も。ではどんな点があると、結婚が難しくなるのでしょう。以下の結婚OUT指数チェックシートで、該当するところに印をつけてください。
結婚OUT指数チェックシート
- 正直言って浪費家。貯金もほとんどない。
- 派手な服装が好き。地味な服なんて持っていない。
- 家事が苦手。食事は外食や市販の惣菜ばかり。
- 親戚づきあいといったものが苦手。うまく付き合う気もない。
- 年齢はすでに20代を通り越しているが、長年の夢を諦めきれない。
- 出産のタイムリミットが気になりだした。
- 交際から1年半以上経つが、結婚や将来に関する話題が一度も出ていない。
- 彼の友人・知人は独身者のほうが多い。平日の夜によく一緒に遊んでいる。
- 彼は家事が得意。料理・掃除・洗濯は一通りできる。
- 彼の収入は、同年代に比べて低め。もしくは安定していない。
- 彼はどちらかといえば草食男子。結婚願望もなさそう。
解説
チェックシートを通して、彼が結婚へ踏み切れない理由を読み解きましょう。上から5つ目までの質問は、男性側が考える結婚したくない女性像。あなた自身にまだ妻となる自覚が足りないことをも示しています。6~7つ目は男女で最適だと感じる結婚のタイミングにズレが生じがちなことを表しています。8~11つ目は、彼の側に結婚へ乗り気になれない要素が潜んでいることを表しています。それではチェックした数で、あなたの結婚が近いのか遠いのかを診断しましょう。
1~3個(結婚困難度10%)
ちょっとした問題はあるものの、きっかけさえあればゴールインも間近。
4~5個(結婚困難度40%)
障害はあるものの、問題点に気をつけていれば、乗り越えられる範囲。
6~7個(結婚困難度65%)
結婚への道のりは遠そうですが、とにかく努力すれば何とかカバーできるはず。
8~11個(結婚困難度90%)
不安定要素が多く、今のままでは結婚は無理かも。改善の必要性あり。
Part2オトコが真剣に結婚を考えるのはどんなとき!?
男性にとって、恋愛したい女性と結婚したい女性は別ものだといわれています。性格が合うことは、恋愛でも結婚でも第一条件に入りますが、結婚相手として特に高ポイントになるのは、①金銭感覚がしっかりしていること、②社会人としての常識がきちんと身についていること、③一緒に幸せになれそうな存在であること、の3点です。この3点をふまえつつ、男性が結婚を意識するのはどんなときなのかを紹介します。
結婚を意識するきっかけが起こる
きっかけとして多いものは、彼女の妊娠、昇進、転勤、親の病気など。特に昇進が決まると自信と勢いがつき、プロポーズするケースが多いようです。また転勤が決まり、彼女と新しい環境で生きていく決断をすることも。友人が次々に結婚して結婚を考えだすというパターンもあります。
彼女を独占したいと思ったとき
男性はやはり、追われるよりも追いたい生きもの。彼女がほかの男性からアプローチされていたり、彼女の魅力を再確認したりすると、「逃げられるかも」「奪われるかも」という危機感に独占欲を刺激され、結婚したい気持ちになります。
彼女に家庭的な面を感じたとき
特に家事の得意でない男性はその傾向が顕著で、1回でも料理を作ってもらうとすぐに結婚を意識する人もいるほど。まめまめしく世話を焼いてくれる彼女の姿に女性的な側面や自分への愛情を感じ、温かな家庭を想像します。
幸せそうな家族を見たとき
たとえば、知り合い夫婦の新居に招かれたとき、街中で小さな赤ちゃんをあやす女性の笑顔を見たとき、よちよち歩きの子供の写真を見せられたときなどに、結婚のイメージがプラスに傾きます。また、彼女の育ってきた幸せな家庭を見て、未来を思い描くようになることも意外と多いものです。
経済的な目途が立ったとき
「家族を養っていけるだけの収入ができたら、プロポーズしよう」と考えている男性は多いもの。パートナーが自立していて共働きに賛成しているとわかった場合も、男性の心の負担は軽くなり、プロポーズしやすくなるようです。
これをしたらNG!
何度も説得されると逆に反発を感じたり、嫌になったりすることを、「ブーメラン効果」と言います。「結婚して」と繰り返し言われると、結婚する気が失せてしまうことがあるのはそのため。また、「彼女は、とにかく結婚がしたいだけなのだ」と誤解されてしまうので注意しましょう。
Part3結婚したいと思わせるテクニック
Part3では男性のタイプ別に結婚したいと思うテクニックを紹介します。自分に最適だと思う方法をぜひ試してみましょう。
男性タイプ別攻略法
大人しい男性の場合
少々荒技かもしれませんが、結婚に向けての具体的なプランをこちらで詰めていき、レールを引いてあげるのも一つの手です。大人しい男性の場合は自分から結婚の話がなかなかできないため、「8月までにはご両親に結婚のご報告をして、来年の春ぐらいに挙式できたらいいね」などと具体的な内容を提示してもらうと逆に安心するようです。
自信がない男性の場合
人間は、ある一部分を繰り返し褒められると、次第に自分のすべてが褒められているように錯覚し、自信を持つようになります。これを「部分刺激の拡大効果」といいますが、この方法を用いれば、彼は「付き合っている彼女を幸せにできるのは自分しかいない」という考えを次第に持つようになります。自分に自信がなくてプロポーズできないような男性の場合に有効な手段です。
俺様タイプの男性の場合
人に指図されるのが何より嫌いなので、結婚を急かしたり、結婚する気があるのかを聞いたりするのはお勧めできません。ドラマを一緒に見ながら、「こういう結婚ってどう思う?」と聞いたり、「素敵な奥さんってどんなタイプだと思う?」などと彼の理想を確認したりすると、可愛いアピールになります。家庭的な側面を見せるのも、このタイプには効果大。
現実的な男性の場合
最近増えている、結婚のメリットデメリットを慎重に計算している男性には、メリット面をどこまでアピールできるかが鍵となります。「結婚したら二人で働くから収入も増えるね」「二人でいると安らげるね」など、経済・精神両面でのメリットをアピールするのが得策。なお、こういった男性に「結婚したら仕事はやめたい」などと依存心を見せると命取りになります。
市販のグッズを活用して強制的にプロポーズさせよう!
何だかんだと理由をつけて結婚しない腰の重い彼には、こんなユーモアあふれるグッズで対抗を!無邪気な「逆プロポーズ」に、きっと彼もノックアウトされるはず!
「強制入籍セット」
すぐさま結婚を決断させたいあなたは、「強制入籍セット」の活用を!これは、「プロポーズリング」(仮の婚約指輪)、婚約指輪の購入資金を貯める「貯金箱」、婚約指輪を買う約束をする「誓約書」、入籍目標日を表示し、期日を知らせてくれる「アラーム時計」、婚姻届、認印、朱肉が1セットになったもの。さも何かの景品に当たったかのように彼の元へ届くという演出付きです(演出なしでの配達も可能)。婚姻届などの入籍に必要なものが揃っているから、サプライズ好きな彼はもちろん、仕事が忙しいことを理由に入籍を先延ばしにしている彼も、笑顔でプロポーズしてくれるかも!
「“婚活内定証”付プロポーズケーキ」
ジュエリーショップが考案したケーキ。チョコレートでできた箱から、エンゲージリングをのせたケーキが出現するという趣向です。女性から男性に贈る場合は、婚活内定証に「あなたは見事私のハートを射止めましたので、“婚活”を終了し結婚に内定したことを、ここに証します。エンゲージリング期待しています。」というメッセージが入ります。男性からの場合は、「あなたは“婚活”を終了し、僕という永久就職先に内定しましたので、ここに証します。内定辞退は受付けませんので、末永くよろしくお願いします。」というメッセージになります。こちらは、友人から結婚祝いとして贈ることも多いのだとか。婚約ムードを高めるのに一役買ってくれそうです。
「結婚のデメリット面を払しょくし、結婚によるメリットを前面に押し出すこと」これこそが、現代男性を結婚へと導く秘訣かもしれません。そして、「彼に幸せにしてもらう」という考えはきっぱり捨て、「彼とふたりで幸せになる!」へ気持ちをシフトしましょう。そんな気持ちの変化が彼へと伝わり、案外すんなりプロポーズの言葉が聞けるかもしれません。皆さんが幸せな結婚をされますよう、編集部一同お祈りしております!