悪気なく発した言葉が、思わぬところで男性を傷つけている場合があります。そこで今回は、男性に言ってはいけないNGワードをご紹介しましょう。
自分ではそんなつもりはないのに、思わぬ言葉が男性を傷つけてしまい、ぎくしゃくしてしまう……そんな経験をしている人も多いのでは?
もともと男性は、プライドが高い生き物。そのプライドを傷つけられることを、非常に嫌がります。では、どんな言葉に傷ついてしまうのか、具体的に紹介していきましょう。
プライドを傷つけるひと言
「なんか頼りないね」
よほど女性に依存する人でない限り、基本的に男性は女性に頼られたいもの。それなのに、「頼りない」とズバッと言われてしまうと、男性は傷ついてしまいます。同じように「情けない」というのも、男性の強さの部分を否定してしまうのでNGです。
「あの人のほうが良いよね」
人と比較されることを、男性は嫌います。ましてや、自分より他の男性のほうが優れていることをストレートに言われてしまっては、立場がありません。目の前で「○○さんは、すごく優しくて~」とか、他の男性と比べないようにしましょう。
「ちょっと太ったんじゃない?」
容姿のことを言われるのは、とっても傷つきます。まあこれは、男性に限ったことではありませんが……。この他にも、「なんか老けたね」「その格好、似合ってない」など、冗談半分で言ったとしても、男性は傷ついてしまうものなのです。
「体力ないんだね」
男性は、力や体力などで女性に勝っています。しかしこの言葉を言うことで、男性であることを全否定されている……と取られてもしかたがないくらいプライドが傷いてしまうので、要注意です。
「男のくせに」
女性が「女のくせに」と言われたらイヤな気分がするように、男性だってこんなことを言われてしまったらプライドが傷つきます。男女の決めつけや、男であることを否定するようなことを言うのは避けましょう。
「そんなこともわかってないの?」
女性はなんでも口に出して言ってほしいと思う傾向があるため、ついついこのような言い方をしてしまうことがあります。しかし、男性にしてみたら、わかっていても、あえて口に出さないことが多いのです。「そんなことわかってるよ!」と、ムッとさせてしまう可能性があるので、注意しましょう。
恋人に言ってはいけないひと言
「お給料、安いね」
これは、結婚相手に対してもあてはまります。女性も社会進出を果たしたとはいえ、やはり家を支えるのは男性……という風潮には変わりありません。ですから、このように収入や出世のことを言われるのは、とても傷ついてしまうのです。
「仕事と私とどっちが大切なの?」
もう、これは王道ですね。男性にしてみたら、「仕事と恋人とをどう比べるんだ!」というところでしょう。たしかに、比べようがありません。
「そんなことどうでも良いんじゃない」
いくら興味がない話だからとはいえ、どうでも良いとバッサリ斬ってしまってはいけません。彼はどうでも良くないからこそ、あなたに話しているのですから。
「私にどうしてほしいの」
これも上記のものと同様、考えるのが面倒でどうでも良いと思っているときに言ってしまいがちです。せっかく話を聞いて、一緒に考えてほしいのに、このように言われてしまっては、会話がなくなってしまいます。
「私のこと、どう思っているの?」
彼の気持ちを確かめたいから、ついつい言ってしまいがちですが、こういう言葉が出るということは、彼の愛情に対して不安を感じている証拠。せっかく彼があなたを思っているのにも関わらず、まったくそれを感じていないのかと思われてしまいます。
「前のカレは……」
自分のことを知ってもらいたいために、過去の恋愛話をする女性もいるでしょう。しかし、男性にしてみたら、あまりこれはうれしくないものです。しかも、元カレと比較するようなことを言ってしまうのは絶対ダメです。前述しましたが、そもそも比較されるのを嫌うのに、それが元カレだったら、おもしろくないのは当然です。
婚活中に言ってはいけないひと言
「家事が苦手なんです」
男性は、家事が苦手=家庭的ではないと受けとめてしまいます。いくら結婚してから家事をがんばろうと思っていても、会ったばかりの人に家事が苦手なことを言ってしまっては、結婚対象からはずれてしまうので注意しましょう。ちなみに、「苦手」ではなく、「自信がない」くらいにとどめておくのが良いでしょう。
「絶対に○○したい、してほしい」
女性は、結婚に対する理想が高いです。そのため、「結婚式は海外でやりたい」とか、「結婚後はここに住みたい」など、ついつい自分の要望ばかりを話してしまうことがありますが、これでは男性がひいてしまいます。
「そういうところがダメなんじゃない?」
これは婚活に限ったことではないかもしれませんが、婚活の場でダメ出しされてしまっては立場がありません。これからの生活も、ずっとダメ出しされてしまうのでは……と思ってしまったら、安心や癒しを感じることはできないので、結婚対象からはずれてしまいます。
夫婦ゲンカで言ってはいけないひと言
「お義母さんそっくり!」
親族を巻き込んだ形で悪口を言われると、不快度がさらに増してしまいます。自分のことをあれこれ言われるのはまだしも、自分の親のことは言われたくないと思うのは当たり前のこと。怒りにまかせて言ってしまわないよう、要注意です。
「あのときもそうだったよね」
女性は、古い記憶を引っ張り出して来て、そのことと一緒に相手を責めてしまいがち。そして気がつくと、過去の怒りが再燃してしまう……なんていう最悪な状況に陥る危険性も。済んでしまったことにあれこれ文句を言っても、なにも良いことはありません。
別れ際に言ってはいけないひと言
「2度と顔も見たくない」
モメて別れるのであれば、ひと言なにか言ってやりたい気もわかりますが、そこはグッとこらえて。相手にトドメを刺すような言葉は避けるようにしましょう。
「一緒にいた時間を返してほしい」
この他にも、「あなたといて、なにひとつ良いことなんかなかった」というように、相手の存在を全否定してしまうような言葉は避けましょう。
言葉というものは、とても難しいものです。相手の受け取り方により、思わぬ言葉が誤解を招く可能性があります。思ったことをなんでも言ってしまうのではなく、相手を思いやる気持ちを持って言葉を発するようにすれば、誤解や不快感もなくなるのではないでしょうか。